【試合感想】27節/vsアルビレックス新潟戦の試合を観た感想と採点【果てなき大海のような】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
さて、Jリーグも終盤に入りましたね。我らがガンバは奇跡的に安全圏(降格圏と勝ち点差12)となっております。序盤15試合くらいを考えれば本当に復活しましたね。ちなみにJ1の上位争いの状況はご存じですか? 私は順位表を見るまで鹿島が3位になっていることに気づきませんでした。
J2は首位を独走していた町田がここにきて足踏み。優勝争い経験不足がここに来て効いています。その隙に、圧倒的なスカッドを持つ清水エスパルスが勝ち点差5まで詰めています。また、制裁絡みで苦戦が予想されたジュビロ磐田も自動昇格争いの中心にいます。残留争いに目を向けると、21位金沢が残留ラインと勝ち点差4と1試合圏外に押し出されました。
J3は愛媛FCこそ独走していますが、2位争いは大混戦状態です。まるで大海賊時代のような群雄割拠です。7位奈良クラブまで勝ち点差3、2試合圏内の勝ち点差6まで見ると11位ガイナーレ鳥取も昇格争いと見て良いでしょう。順位が目まぐるしく変動するので、1勝1敗が大きく響きます。面白いです(高みの見物)
話がそれましたね。さて、我々ガンバは優勝の可能性が消え、残留もたぶん大丈夫だろうという所まで来たわけですが、本来の目的を忘れかけてはいませんか?
今節はそれを思い出すような試合になりました。
まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からの変更は2枚。クォン・ギョンウォンに代わって佐藤瑶大がスタメン復帰。また、イスラエル代表から戻ってきたネタ・ラヴィはベンチスタートとなり、倉田秋が久々の先発を勝ち取りました。
新潟はGK小島を含めたビルドアップから攻撃を作り上げる、比較的スタイルの似たチームです。そこで、倉田・食野・アラーノと強度のあるプレスをかけられる選手を選定していることが読み取れます。高い位置から奪って速攻をかけることも視野に入っていたでしょう。
実際、前半はコースを限定して新潟のパスを制限し、中盤で奪って攻撃を仕掛ける場面も見られました。ただ、決定機を決め切れず怪しい雰囲気が出ておりました。
ただシュート11本枠内9本とスタッツは悪くないものでした。
後半に入ってもお互いに交代はせず、若干新潟に押し込まれる時間が増えて参りました。しかし、徐々に押し返すと、63分。相手の左サイドから黒川圭介のクロスをクリアされたボールを食野亮太郎が回収。ドリブルで中央に入り込むと、若干体勢を崩しつつもミドル! ダワンでブラインドになったシュートは小島の目の前でバウンドしてゴールイン!
ミドルを撃ってこそ食野亮太郎! 最初にボールを拾った時は「審判邪魔や!」と思いましたが、結果オーライです。
直後、前半から怖かったFW長倉含む2列目を一気に交代してきたことで、正直勝ったなと思いました。慢心良くないですね。フラグでした。
83分、MF高木に縦パスを差し込まれると、ワンタッチでポスト。それを拾ったMF三戸が佐藤を一瞬で突破、東口順昭と一対一を作られ決められました。
終盤にはクロスにイッサム・ジェバリが合わせてシュート、ファン・アラーノがミドル、石毛秀樹のミドル2発と決定機を連発しましたが決め切れず。ドローに終わりました。
さて、この試合賛否両論あると思います。何気に3戦勝ち無し、止まらない失点等課題は見えています。ただ個人的には、この試合を以てネガるのはいくらなんでも早計の極みと断言いたします。
まず、編成面での課題になっていたWGの片方は食野亮太郎で固定できていること。前を向く意識、切り込む意識、強度いずれを見てもアラーノと並んでの1番手と見て良いでしょう。
続いて倉田秋の復帰。相手によりますが、左WGとして充分目途が立っていると思います。この勢いに続いてほしい選手が複数いますねえ。
そもそも昨年のこの時期を思い出せますか? ちょうど29節の神戸戦でした。1-2で負けたやつです。あの時の絶望を忘れたとは言わせません。来年はJ2か……と完全な闇落ちをキメていた時期です。ちなみにこの時私は、次期監督はロティーナが良いなと思っていました。3年かけて復活しようとか考えてましたね。
それが1年でここまで戦えるようになったのです。今年の目的を忘れてはなりません。優勝はあくまで第一ではないのです。戦術の浸透・戦略の継続・選手の見極めです。本番は来年か再来年か……我々サポーターもモラルを持って応援していきたいと思います。
【採点】
・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はポストのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.0
出番は決して多くなくも、飛び出し等は概ね問題ないかと。失点シーンは1vs1でしたが、ヒガシならば……と思うのは高望みですかね
DF:髙尾瑠 5.5
テンポの良い攻撃参加で右サイドを活性化させ、守備ではMF小見に仕事をさせず。ただFW長倉が流れて来た時は良いようにやられた印象。
DF:福岡将太 5.5
ここ最近キレが良くないような……。CBの層が開幕より薄くなっているので、しっかり休養して次につなげてほしいところ
DF:佐藤瑶大 6.0
繋ぎ良し、対人良しと抜群の出来だと思っていましたが、83分に一瞬の隙を突かれて失点。あの瞬間だけでしたね……。
DF:黒川圭介 6.5
攻撃的SBとしての良さは如何なく発揮するも、守備時は交代で入ってきたMF松田に随分手を焼きました。まぁ疲労もあるでしょうが。
MF:山本悠樹 7.0
アンカーとしてスタメン。正直凄く良かったと思います。受けて運ぶ動き、繋ぎも良しと、本来なら固定されるレベルにあるかと。
MF:ダワン 6.5
空中戦の良さは少々大人しかったですが、地上戦では見事な奪取を見せていました。もう少しゴールに貪欲になっても良さそうなものですがね。
MF:ファン・アラーノ 5.5
悪かったとは言いません。良いシュートブロック2本は運もありました。ただ、68分のシュートは枠内に飛ばしてほしかった。23分も含めてどちらか決まっていれば。
FW:食野亮太郎 6.5
右WGでスタメン。前を向く意識良し。入り込んでシュートを狙う、本来ポヤトス監督が求めるWGに近づきつつあります。足を振ってこそ食野です。
FW:倉田秋 6.0
久々の先発ながら、闘将としてチームを引っ張る役目を遂行。繋ぎも改善が見られましたので、今後も相手を見つつ起用される予感です。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
収まりは良かったものの、シュートは中々決定機を生み出せず。CKからターゲットになる機会が少ない気がするのは気のせいですかね?
MF:ネタ・ラヴィ 6.0
70分イン。アンカーに入り、山本悠樹の役目を引き継ぎました。奪われない上手さは流石としか言えません。
DF:中野伸哉 5.5
77分イン。右SBに入ってのプレーとなりましたが、まだ少しフィット不足を感じます。本職の左でも一度見たいところですね。
MF:石毛秀樹 6.0
77分イン。終了間際に決定的なミドルが二発。どちらか決まっていればヒーローでしたが、現実は無慈悲でした。
FW:宇佐美貴史 5.5
77分イン。内に絞って右の攻撃を強化する動き、黒川へのスペース供給など、狙いは見えていましたが結果には繋がらず。もっと切り込む姿が見たいです。
MF:福田湧矢 5.5
89分イン。右WGに入りました。ただ後半ATはセットプレーも多く、良さを出す時間はほぼ無かったと言えます。
監督:ダニエル・ポヤトス 6.0
できることはしたと思います。メンバー固定で疲労が溜まっていそうなのが気になりますが、ベンチ外組は厳しいのでしょうか? 残留決まってからで良いので見たい気がしています。
浸透・継続・見極めが進んでいるのは良くわかります。今オフはそれなりの覚悟を持って臨むべきでしょうね。我々サポーターも今まで通りとはいかないでしょう。ちなみに私の注目ポイントは以下の二つ。
・GK一森を戻すのか(戻せるのか)
・DFギョンウォンの契約はどうなるか
逆に言えば、それ以外はそこまで重要視していません。例年通りなら、ある程度なるように成ります。
【お知らせ】
9/24をもちまして、ストリーマー・青黒水龍としての活動は終了となります。それにつきましての当ブログですが、今シーズンいっぱいは現行の運用を続けることで決定しております。
来シーズンの運用については、まだ未定となっておりますので決まり次第追ってお知らせいたします。よろしくお願いします。
それでは、またね(*'▽')ノシ
【試合感想】26節/vsコンサドーレ札幌戦を観た感想と採点【遂に訪れたと言いましょう】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回は、J1第26節のアウェイコンサドーレ札幌戦の試合を観た感想と採点をやっていきます。
内容に関して多くを語る気はありませんし、私は戦術に詳しいわけでもありません。X(Twitter)に蔓延る害悪サポーターの真似事をする気もありませんし、逆に聖人ぶるつもりもありません。
私が綴りますのは、その試合で起きたこと……それに対して私めがありのままに感じたことでございます。好調の中で起きた1試合で狂ってしまうような心構えの足りない方はぜひ、当ブログで正気を取り戻していただければ幸いです。
さて、試合は誰もが見ての通りの0-4での完敗になりました。まるでシーズン序盤で何度か見たような点差ですが、個人的には神戸戦、鹿島戦、湘南戦と並べる気にはなりません。というか4失点て今シーズン4回目なんですね(笑)
先に、Xで多くの方が疑問視されていた部分(この点で発狂したポストをしているサポもいましたね)について、私なりの見解を出しておきます。
クォン・ギョンウォンのスタメン出場についてですが、これについて過剰に疑問視している人は選手選考について考えたことがないのかもしれません。
単純に考えられる理由は二つ。佐藤瑶大のコンディションが万全じゃない可能性。正直今日の試合も決してキレがあるとは感じませんでした。鳥栖戦も対人の部分で不安を見せる場面はありました。
もうひとつは、0トップ気味のフォーメーションが多い札幌FWスパチョークやキム・ゴンヒ対策に置いた可能性です。私はこちらではないかと思っています。実際は小柏が復帰即スタメンで、スパチョークと流れるサイドが反対になるなど、完全に読みを外す格好になりましたが、三浦弦太がいない以上対人CBはディエゴの役目になります。
試合全体の感想に入る前に、ガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からの変更点は1枚。佐藤瑶大がクォン・ギョンウォンに代わりました。ベンチメンバーは宇佐美と石毛が外れて福田、そして復帰となる倉田が入りました。
試合は終始札幌ペースで、ガンバが握る時間は15分もありませんでしたね。ネタ・ラヴィへのコースを徹底的に切り、ジェバリへのボールよりもアラーノと食野が受ける眺めのボールをインターセプトすることを優先する。この二点を徹底された結果ではないと思います。そしてその状況を打開するための選手がベンチに控えていなかった……更に、途中から3バックに変更しましたが悪化しただけになりました。これも結果論ではベンチ選考のミスかなと。
失点シーンを見ると、序盤に多かった大外を抉られてのパターンではなく、アンカーの脇を狙われた形が目立ちます。ここ数試合の失点パターンは大半がそのアンカー脇ポケットになるので、ここの改善は必要になります。
一方攻撃シーンですが、食野とアラーノの突破でチャンスを作るシーンがいくつかあったものの、ジェバリに良いボールが入る回数は極端に少なくなりました。縦に速いボールに対して、DF宮澤の対応が終始良かったことも敗因として挙げられます。
また、札幌の基本になるマンツーマンと素早いプレスに苦しむことは試合前から分かっていたことで、前日コメントの段階でポヤトス監督も言及していました。そこを剥がすことが前提になりましたが、ここも剥がせずという事態に。試合後コメントの「戦い方を間違えた」とはそういうことなのでしょうね。
負け試合について長々と語ることは致しません。採点に入るとしましょう。
【採点】
・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はポストのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 5.5
4失点とはいえ、ビッグセーブもあり。しかしロングボールの精度はいつもより悪かったように思います。
DF:髙尾瑠 5.0
MFスパチョークを全く止められず。早々にイエローを貰ったこともあり、攻撃でも違いは見せられず。
DF:福岡将太 5.0
こちらもMFスパチョークに手を焼き、ビルドアップで形を作れず。失点シーンではマーク対象をフリーに。
DF:クォン・ギョンウォン 5.0
FW小柏に対して後手に回る展開を覆せず。ビルドアップで貢献できない中、対人で戦えなくては試合は難しくなる一方です。
DF:黒川圭介 5.5
MFルーカスに手を焼くも、彼自体に決定的な仕事はさせませんでした。ドリブルでは囲まれ失うシーンもありました。
MF:ネタ・ラヴィ 5.0
失点シーンではセルフジャッジでロストする等、いつもの精細は感じられず。夏場は厳しいかもしれないですね。
MF:山本悠樹 5.5
効果的なパス出しはできず。ロストからピンチを招くシーンがあるなど、チームを上向かせることはできず。
MF:ダワン 6.0
攻め込まれ続ける中で、ダワンが輝く時間はあまり長くなかったように思います。孤軍奮闘の時間もありましたが……。
FW:ファン・アラーノ 6.0
シャドー気味の動きを対策され、存在感薄し。ジェバリを封じられると一緒に消えてしまうことがあるのは難しいところ。守備では貢献するシーンもありました。
FW:食野亮太郎 6.0
試合中の数少ない希望でしたが、結果には繋がらず。もっと貪欲にセンターから裏を狙っても良いかと。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
中心で奮闘するも、封じられ輝けず。無理気味な形からミドルを放つシーンは代表戦以外ではあまり見られませんね……?
MF:倉田秋 5.0
58分イン。食野と入れ替わることで全体の強度を上げる目的と思われますが、完遂ならず。
DF:佐藤瑶大 5.0
66分イン。3バックに変更する役目で投入されましたが、違いを出せずに不完全延焼。4失点目のミドルは腕に当たっていました。
DF:中野伸哉 5.5
66分イン。右WBというあまり見ない位置でのプレーでしたが、決して悪くはないかと。最後のシーンはシュートに行ってほしかった。
FW:山見大登 5.5
73分イン。状況打開を求められての投入で、数字が動かなかったものの僅かに流れを引き寄せる瞬間はありました。
FW:鈴木武蔵 5.5
73分イン。最後のヘディングは枠内に飛ばしてほしかった。ポヤトスのやりたいことを忠実に実行する意思は毎試合感じています。あとはゴールのみ……と思います。
監督:ダニエル・ポヤトス 4.5
ベンチ選考でミスor不運が出ましたね。個人的には柳澤と石毛を入れなかったことが(負傷等で無いなら)明確なミスで、宇佐美がいないことは不運でした。今日の結果自体は、一年を通して見れば大事ではないので早々に切り替えて次に行くことが肝要であると思います。
久々にこんなボコされ方をしましたね。私自身は7月に入るころには。勝てなくなる時期が来ると予想していました。ここからシーズン序盤のような試合が増えたとしても、恐れず前を向き、サポーターは理解して見ていくことが何よりも大切であります。
それではまた来週。配信もよろしくお願いします。またね(*'▽')ノシ
【試合感想】25節/vsサガン鳥栖戦の試合を観た感想と採点【神GKに苦しめられる身になる】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回はアウェイ鳥栖戦の感想&採点をやっていこうと思います。
この試合、実はリアルタイム視聴するかどうかを当日まで迷っておりました。と、言いますのも、前提として私はガンバサポであると同時にホロライブリスナー、通称ホロリスでもあります。
そして、この日は20時からホロライブサマーライブという大規模なオンラインライブが予定されておりまして、19時キックオフのガンバと後半がブッキングする事態になっておりました。
両方に集中できないのは拙い、前半だけ見て後半は後なんてできるわけがない、有料ライブをアーカイブ視聴にするのも口惜しい、と優柔不断を発揮して1週間迷い散らかしていた次第でございます。
最終的には、両方に集中できないのを覚悟で同時に見る選択をしましてガンバの試合を付けたのです。顛末は最後にでもしましょうか。
【感想】
それではまず、いつも通りガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節から変更は二人。クォン・ギョンウォンに代わって佐藤瑶大が久々の先発。また、前節ゴールを決めた宇佐美貴史が下がって食野亮太郎がスタメンを拝命しました。最近のガンバはゴールを決めた選手をベンチに下げてローテする采配をしていて、リスキーにも感じますが、今のところ謎な位上手く回っています。
試合は序盤の入りがイマイチでプレスからのミスをちょくちょく拾われていましたが、全体的には押せ押せ……ただ、チャンスはすべてGK朴一圭に防がれていました。
ジェバリのチャンスもダワンのヘディングも全部止められました。プレスでうまくスローインを取ったと思ったら、DF原田に巻きのミドルパスで繋がれてひっくり返った瞬間もありました。
形は大いに作っていました。左右のWG……この試合は食野の調子が良かったように思います。WGらしい突破から決定機を作るも、ゴールには至らず。
前半のスタッツを見て、少し不安な感じはありました。押し込んでゴールが奪えない、其れ即ち敗戦の断り也。
後半もムード自体は変わらず、得点の匂いはし続けるもGK朴のビッグセーブが止まらない。そうか相手から見た東口順昭とはこうなのだな。
ちなみに、押し込んで取れないチームの失点パターンですが、大きく分けて2つ。ロングカウンターとセットプレーです。
61分、DF原田からロングボールが送られると、MF長沼が黒川を抜き去って独走、東口の処理ミスを誘うフェイントで無人のゴールに決められ失点。
と っ て も ま ず い
押し込みの負けパターンではないだろうか、このようなゴールから勝った試合などあり得ないほど覚えがある。ペースを握られるかもしれない。
そう思いました。
そうなりました。それから15分くらい鳥栖ペースで、前線の富樫に苦戦し、サイドをはっきり使われる時間が長くなりました。
ガンバは貴史、石毛の投入で流れの打開を試みるも、完全に戻すには至らず。作ったチャンスも全部GK朴に処理されますし。カウンターで失点、GKは大当たり、流れも良くない。あかん奴やんけ! と思ったサポーターは少なくないでしょう。
CKのこぼれ球から貴史が挙げたクロスをキャッチされたときに、試合終了の笛を覚悟しました。しかし、手前のプレーでGK朴が遅延行為によるイエローカードを貰っていたためか、試合はもう少し続行。……も、MF森谷に収められ、サイドの深い位置へ。そのままコーナー際でキープして試合終了を狙ったのでしょう。当然です。
しかし、ガンバは早々に奪い返すと、山本悠樹から途中出場の鈴木武蔵へロングパス。これを頭で裏に落とすと、こちらも途中出場、それも久々の山見大登がDFファン・ソッコを千切って裏に抜け出し! 右サイドではアラーノが爆走上がりを見せていましたが、自ら持ち運んだ山見がシュートを撃ち、これがここまで散々神業を見せてきたGK朴の手をわずかに超えてサイドネットにゴールイン!
ラストプレーでの同点でした。勝ちに等しい分けであったと言えます。
採点の難しい試合になりました。それでもやっていきます。
【採点】
・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はツイート……ポストのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 5.5
失点シーンは痛恨のロスト。ただ、それ以外は安定感高くプレーしていたかと。冷静にヒガシは飛び出してのロストを年1くらいでやるので、今年はもうない……はず?
DF:髙尾瑠 6.0
ポイントを見定めた攻撃参加からクロスでチャンスを作り出すシーンもあり。トイメンの菊池には大きな仕事はさせず。
DF:福岡将太 5.5
広範囲のカバーリングで最終ラインの守護者に。ただ、楢原に苦戦し良い形でシュートを撃たれる姿も。
DF:佐藤瑶大 5.0
パスミスでピンチになるシーンもあるなど、やや苦戦した様子。途中出場の富樫を止めきれない展開もあった等、良さよりも反省点が目立った印象。
DF:黒川圭介 5.5
攻撃参加で良さを発揮するも、失点シーンでは長沼に背後から追い越される失態。それ以外は良かったと思うだけに惜しい瞬間でした。
MF:ネタ・ラヴィ 5.5
ワンプレーがスペシャルな選手なのは変わらず、要求だけが高くなっている自覚はあります。それでも、脇の位置から斜めのパスで大ピンチを招く瞬間をどうにかしたい。
MF:ダワン 6.0
前半に決定機のヘディングシュートがあるも、GK朴のスーパーセーブに阻まれ。もう少しクロスを挙げても良いと思いました。
MF:山本悠樹 6.5
チームの王様であることは間違いなし。ラヴィに見劣りしないターンで相手を剥がし、ボールを前に運ぶ。海外の目がコワイです。
FW:ファン・アラーノ 6.5
逆サイドまで出張して数的有利を作る動きをしながら、96分にあの爆走……恐れ入ります。守備でも良いシーンがありました。
FW:食野亮太郎 6.0
前半に見せた深い位置からの切り込み突破は、本来のWGに求めていた動きに近いはず。これが見られるなら、確かに夏補強は要らなかった。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
確かに抜ければ大チャンスだけど、厳しくない?という所に突っ込む姿は以前から見られますが、もう少しミドルを狙っても良いはず。
DF:中野伸哉 5.5
66分イン。右SBで入りました。本職でない、初出場、保有権のある古巣戦、と難しい要素は揃っていました。評価は後日また。
FW:宇佐美貴史 5.5
66分イン。ジェバリと交代で1トップに入りました。結構ポリバレントな立場ですね……。途中からIHに下がりましたが、やはり前目の方が動き良さげ。
MF:石毛秀樹 5.5
83分イン。左サイド気味でかなり良い感じが出ているのですが、今日は試合展開もあってか印象は薄め。
FW:山見大登 6.5
83分イン。ラストプレーで値千金同点ゴール!!!! 久々の出場で結果を出せるのは、チームとしての自力がある証拠でもあります。
FW:鈴木武蔵 6.0
89分イン。ラストプレーで山本悠樹からのボールを奇麗に裏へ落としました。前々から、順応の意思は強く、中々結果に繋がらない中でのワンプレーに感動です。
監督:ダニエル・ポヤトス 6.5
リスキーにも見える先発の入れ替えが毎試合のように功を奏している現実は中々目を疑うレベル。それほどに競争が激しいのかと思うと嬉しくなりますね。
おそらくシーズン前半なら、追いつくことなく散っていたような内容でした。それだけにこの同点劇……試合終盤でも点を決められるようになったことは嬉しい限りです。
それではまた次節、お会いしましょう。配信もよろしくね(*'▽')ノシ
【試合感想】24節/vs湘南ベルマーレ戦の感想と採点【宇佐美貴史を感じろ】
パワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
ヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!
……失礼しました、中山きんに君が出てしまいました。
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
茶番で250字ほど稼いだところで、今回も感想と採点をやっていこうと思います。
さて、24節のホーム湘南戦は、GAMBA EXPOという祭典の日でもあります。アウェイでは今シーズン最低のひとつでしたが、あの頃とはチーム状況は全く違います。
観客は3万人を超え、実は私も現地に行って参りました。
まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からの変更は二人。食野亮太郎に代わって宇佐美貴史がスタメンに入り、前節負傷交代した三浦弦太のポジションには福岡将太が戻り、右SBに髙尾瑠が復帰しました。
スタグルを買いに行ってたら食べ始めるのがキックオフ5分前で、慌てて食べる羽目になるPONをかましながらも、立って応援しながらの感想をお伝えいたします。
ダワンのコラボメニュー:やみつきハラミとカルビのガッツリにんにく丼
試合開始から、ガンバはいくつかの狙いが見える動きを披露していました。
まず、福岡からジェバリを狙うロングボール。いつもは納める動きをするのですが、この日は裏抜けを狙う動きを何度も見せていました。
また、左WG宇佐美貴史と左IH山本悠樹が頻繁にポジションを入れ替えてプレーしていたことも印象的でした。こちらは記事等でも意図が公開されていますが、驚くほど予定通りだったということで二度驚かされました。
前者のジェバリへのロングボールは、湘南が高いDFラインを敷き辛いように押し下げる狙いがあったものと思われます。実際、前回対戦で苦しめられた前線から中盤のプレスは間延びして中途半端になっていた印象で、ゴル裏上層から見ていたら割と安心感のある展開でした。
先制点が遠いな……と思い始めた37分、山本悠樹からジェバリ→左サイドの悠樹に戻り、深い位置からグラウンダーのクロス。これをジェバリが極上の落としを見せ、アラーノがGKソン・ボムグンの逆をしっかりと突いてゴールに流し込み先制。
いや奇麗過ぎん!??!?!?!!??!
ゴル裏上層で良かったと思いましたね……これを現地ではっきり見られる価値は如何程か……。
また、前半のうちに貴史のミドルが2度湘南ゴールを脅かしましたが、これは残念ながらGKソン・ボムグンのナイスセーブ2回が炸裂。3番手とはいえカタールW杯韓国代表メンバーは伊達ではありません。
後半、水を買いに行ってたらキックオフに間に合わないPONをかましながらも、どうにか後半3分までには戻り、そこからお伝えいたします。
湘南はハーフタイムで2枚替えを敢行。正直ディサロを下げてくれたのは助かりました。
とはいえ、後半はやり方を変えてきた湘南に対してビルドアップで怪しい場面が出始めて、どうするかなと思い始めた頃……山本悠樹のシュートがDFキム・ミンテの手に当たり、OFRの末PKを獲得!
実は、岡部主審がVAR映像を見ている時すでに、アラーノがボールを持ってペナ前でダワン、GKソン・ボムグンと何か話していました。一体何を話していたんでしょう……(笑)
その後、PKと決まれば決まったで、ジェバリがキッカーを主張してアラーノとボールの主導権を争っていて、アラーノ蹴るんか? と思っていたら山本悠樹が二人の元に訪れ……キッカーは宇佐美貴史へ。ガンバ大阪ホーム通算900ゴールの権利です。ポヤトス監督の意向と分かると、アラーノもジェバリもスッと引いてくれました。ここは監督、選手双方への信頼が垣間見えて、チーム状況の良さも感じますね。
貴史がこれをしっかりと決めて2-0に! 鳴り響く貴史チャント、もちろん私も喉の限りを尽くさせていただきました。貴史のゴールこそが我らガンバサポ最上の喜び! それを再認識する瞬間でした。
いつも通り交代は遅めで、78分に山本悠樹を下げて石毛秀樹、足を攣った福岡将太に代わって佐藤瑶太が入りました。
山本悠樹を下げた意図ですが、試合状況的に余裕があったことと、左IHに石毛を入れた時にどうなるかを見ておきたかったのだろうと思います。特に貴史との連携ですね。
じゃあ貴史はフル出場かと思った矢先、81分に貴史を下げて食野亮太郎がイン。更に逃げ切りの雰囲気を隠さなくなったころに、アラーノが足の不調で交代、福田湧矢が入りました。復帰の唐山と新加入の中野は出場お預けになりました。
後半AT7分が発表されたときは、楽勝だと思っていたんですがね。96分にCKから失点。畳みかけに来た湘南の勢いに押されて黒川がクリアミス。そこからCKに持っていかれましたが、ここはしっかりと逃げ切って勝利!!!
これで勝ち点32、気づけば鳥栖を追い抜いていました。
そんな試合にも採点はしなければならない。現地からの採点はかなり難しくてざっくりになります。ご容赦を。
【採点】
いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はツイート……ポストのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.0
上層から見た範囲ですが、そう悪くなかった気がします。前半は押せ押せで、後半は逆サイドだったのでよく見えず……。
DF:髙尾瑠 5.5
上層から見た範囲になりますが、アラーノとの関係性は向上していた印象。トイメンの小野瀬には決定的な仕事をさせませんでした。
DF:福岡将太 6.5
ジェバリの裏を狙ったロングフィードを試合通して狙っていたのがとても印象的。ラインの押し下げ含め効いていた印象です。
DF:クォン・ギョンウォン 5.5
運ぶ部分では不安を感じさせるも、対人守備では安心感。試合中に足を気にする仕草は怖いので……。
DF:黒川圭介 6.0
孤立のように見えた単独状態も、狙い通りの模様。ポヤトスさんは引き出し多めですね……。あのスペース具合がほかの試合でも見られるなら、また見たいところ。
MF:ネタ・ラヴィ 6.5
するっと躱してぬるっとパスが出る。見慣れてきましたが、アンカーにラヴィが居てこその支配と気づかされます。
MF:山本悠樹 7.0
1点目の起点になった左サイドの突破も、貴史とのポジション交換から始まっていると思うと本当にすごい……。代表で見たいIH1位では?
MF:ダワン 6.0
空中戦の安心感と、ちょっと物足りないワイド連携が愛おしくなるのは私だけではないはず。場合によってはサイドからのクロスに期待したいかも。
FW:ファン・アラーノ 6.5
サイドで作ってアラーノが中に入る動きは序盤からずっと狙っていた形。だいぶバリエーションが増えたと思います。足の調子が次節に響かなければ良いですが。
FW:宇佐美貴史 6.0
ホーム通算900ゴール! やはり貴史が決めてこそです。悠樹とのポジション交換は何気に他の選手では機能しない可能性が……スペシャリティは抜群です。
FW:イッサム・ジェバリ 6.5
極上の落としは1000回でも見ていられます。試合を通してボールが収まり続け、湘南からすれば厄介だったでしょうね。ゴールを見たいのはやまやまですが。
DF:佐藤瑶太 6.0
78分イン。まだ本調子じゃないように思いました。持ち上がりは良いところも多いんですよね。
MF:石毛秀樹 5.5
78分イン。山本悠樹と代わって入ったときにどうなるかの確認が主な部分だと思います。個人的には少々物足りず。
FW:食野亮太郎 5.5
81分イン。前向きに突破する意識が強いのは本当に良いこと。調子は良さそうでしたが、湘南の逆襲もあり印象は若干薄く。
MF:福田湧矢 5.5
92分イン。見せ場は少なく、逆サイドで守備をする姿は見えたのですが。次はもう少し時間をあげたいところ。
監督:ダニエル・ポヤトス 6.0
交代はお試し感もありつつ、先発の上手さで余裕のある試合展開を作りました。最後の失点は監督どうこうではないので言及しません。
今週もお読みいただきありがとうございました!またね(*'▽')ノシ
【試合感想】23節vs横浜Fマリノス戦の感想と採点【現在位置】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
さて、お盆に入りましたね。私は今年、社会人になって初めてお盆休みというものをい享受しております。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
我らがガンバ大阪は23節アウェイマリノス戦と相成りました。日産スタジアムは2020年から3連勝中と相性の良いスタジアムになりますが、楽観視していたサポーターは少ないはずです。
申し上げるまでもありませんが、22節終了時点でマリノスは首位にいて今年も優勝の勢いで街道を走っています。ここまではガンバサポーターでなくともご存じのことでしょう。
それに次いで、2021年と2022年に勝利した時とは状況が違い過ぎるというものがあります。この2年間はいずれも、残留争いの真っただ中崖っぷちにいました。マリノスはいずれも優勝に手が届くか、可能性を残す位置にいて、ひたすら攻め込むマリノスと跳ね返すガンバ大阪、隙を突いてのゴールで完封勝利という構図でした。
しかし、今年はガンバのやり方が違いすぎます。同じ結果になるとは思えませんでした。
【感想】
まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からは3名が変更。出場停止から黒川圭介が復帰し、前節ゴールを挙げた石毛秀樹に代わって食野亮太郎がスタメンを掴みました。
序盤にダワンの決定的なミドルをGK飯倉に弾かれたあとは、恐ろしいほどに押し込まれました。語彙力がなくなります。そんな中の34分、ネタ・ラヴィの脇にパスを通され、MF喜田のシュートはポストへ、その跳ね返りをFWヤン・マテウスに決められ失点。時間の問題とは思っていましたが、昨年一昨年はこの辺を守り切れていたので、節目が変わったなと思いましたね。
これは厳しいぞ……と思っていた44分、東口からジェバリにパス、落としてアラーノから山本悠樹にパスを送ると、ターンして裏に抜ける食野へ。上手く受けると、DFの寄せにも負けずゴラッソを決めた! その後も決定機が2度ありましたが、いずれも決め切れず。後半に入ると、早々に要注意のエウベルに良いボールが入り、左サイド深い位置に侵入を許してしまい、3人で囲うも突破され佐藤瑶太が手を使って倒してPKの判定。
これを東口が一度は止めるも、蹴る前に足が出ていたとして蹴り直し、二度目を決められて失点。ここの判定は色々言われていますが、冷静に考えればこんなレベルじゃない判定を今年いくつ食らったか。
その後、エウベルが山本悠樹に後ろからタックルをして2枚目のイエローカード。退場となり数的有利を得ました。10人の相手をしっかりと押し込んで同点ゴールを狙い続けましたが、4-4-1ブロックを敷いたマリノスを崩し切ることは叶わず1-2の敗戦となりました。
久々の敗戦となりましたが、首位を相手に思った以上に戦えた場面と、明らかな個の力を見せつけられた試合となりました。勝ち続けるチームなどありません。バイエルンですら負ける時は負けます。無敗が途切れる日が来るのは皆分かっていたはず、その試合に収穫があったことを不幸中の幸いと思うべきでしょう。
さて、そんな試合の採点をつけていかなければなりません。
【採点】
・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしております。異論はツイート……ポストのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.0
2失点も、ポストの跳ね返りとPKは責められず。それよりもジェバリやアラーノに通したミドルパスがかなり良く感じます。
DF:福岡将太 5.0
トイメンのエウベルに苦戦は致し方なしも、後半に何度か放ったクロス精度はかなり厳しいと感じました。やはりCBの選手だと再確認。
DF:三浦弦太 5.5
前半26分に負傷交代。大事ないことを祈ります。
DF:クォン・ギョンウォン 5.5
前半早々に足を痛めたようですが、どうにかフルタイムを済ませてくれました。佐藤や福岡と比べるとビルドアップで難があるのは否めません。
DF:黒川圭介 6.5
攻撃的SBとして外せない選手に成長。もう少しクロス精度が上がれば代表も近いはず。個人的には一度見てみたいですね。
MF:ネタ・ラヴィ 5.5
川崎戦に続き、脇のスペースを突かれて失点。また、キレも前節より落ちているように感じます。どこかで休むことができれば……。
MF:ダワン 6.0
前半早々のシュートチャンス含め、決定機を決められないことが結果にそのまま出てしまいましたが、外せない選手であることも事実。
MF:山本悠樹 7.0
圧巻のターン&パスで見事なアシスト。ここまで王様となるとは思っておりませんでした。海外に行く日が見えて参りましたね……。
FW:食野亮太郎 6.0
パスを出してほしい時に出ない等、不満はあれど裏に抜け出してゴールを決めることは何よりも正道です。食野の存在の仕方はゴール! 故にあと1点か2点あれば……。
FW:ファン・アラーノ 6.5
ゴールさえ挙がれば……という内容。チームとして軸になっていて、こちらも外せないひとり。昨年同様食野との相性が良いのは偶然じゃなさそうです。
FW:イッサム・ジェバリ 6.0
ペナ内に侵入したあと、強引な突破でシュートの確度を挙げるのは良いと思いますが、それでチャンスを逃している印象。もっと強引なミドルを撃っても良いかと。
DF:佐藤瑶太 5.5
26分イン。CBの途中出場が難しいことは分かりますが、PK献上は惜しい対応。ただ、ビルドアップ面を考えるとスタートから見たい気もします。
FW:鈴木武蔵 5.0
68分イン。裏抜け、押し下げの駆け引き等順応の強い意志は痛いほど感じます。ただ、シュートに繋げられない……1点あがれば変わるのでしょうか。
FW:宇佐美貴史 6.0
68分イン。左サイドに入って、パスを受けて供給を主に担いました。シュートチャンスもあったのでひとつ見たかったですが、ハマっていた印象。
監督:ダニエル・ポヤトス 5.5
交代カードを切り切れない試合。不運が重なったとはいえ、石毛秀樹の出場に踏み切れなかったものでしょうか?
いずれは切れる無敗記録。こだわることなく、湘南戦に向くことが肝要です。
また次節お会いしましょう。
【試合感想】22節/vs川崎フロンターレ戦の感想と採点【#FC大阪YS横浜 に行ってきた】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回はJ1第22節アウェイ川崎戦の感想と採点をやっていこうと思いますが、その前に軽くご報告を。
当日、試合を見ておりません!
というわけで、今(8/6/23:18)後追い視聴しております。現在74分でございます。
それはさておき、じゃあ当日何をしていたんだ、試合を見ずに寝ていたのかこの不心得者めが、と思われる方もいるでしょう(書いてたら追いつかれてた)
実はタイトルにもあります通り、J3第21節FC大阪-YSCC横浜in東大阪花園ラグビー場の試合を現地観戦しておりました。
なぜこの試合なのか? と思われる方もいるでしょう。もちろん説明致します(3-3なってからボコられてんな……)
まずきっかけでありますが、私は今シーズンYSCC横浜を結構注目して見ております。ガンバに通ずるポゼッションながら、危険を顧みない戦術は第三者目線なら気楽に楽しく見られます。ちなみに私は背番号23の道本大翔を特に注目しています。
そんな折に、Jリーグから一通のメールが。曰く、久々に現地行かへんか? 今なら2000円優待のクーポンあるで、まだ使ってへんみたいやけど8月末までやで。とのこと。
しかし、そのメールを見た時にはガンバの対象試合は全て終わっており、YSCCのホームゲームはそもそも対象外。さてどうしようと思っていたところ、花園でFC大阪とのアウェイゲームが……ええ迷いましたとも。ガンバと被っていることは気づいておりましたが、YSCC横浜現地も一度くらい見ておきたい(U23との対戦現地も行ってないはず)と思い、せっかくなので行ってみよう!というわけで決行しました。
まず花園ですが、ラグビーの聖地だけあってスタジアムは当然球技専用。かなりキャパもありそうで、座席も長椅子ではなく椅子がしっかり分かれている仕様。今回私が座ったのはカテゴリ3ミックス。運も良かったと思いますが、真夏ど真ん中にも関わらず、日陰で風通しも良くとても涼しかったです。
試合は見ごたえ抜群、J3と侮ることなかれ。ポゼッションで押し込むYSCCと、裏取りを狙い続けるFC大阪の構図で、後半にはサイド攻略から入り込んでいた右WB冨士田のJ初ゴールで先制、更にGK児玉のロングフィードから相手DFと入れ替わった福田翔生が今季11ゴール目! 真横で見ると本当に速くて驚きました。
その後、FC大阪は5人目の交代で入ったDF坂本が直後にヘディングをナイスコースに決めて1点差、さらにすぐに逆サイドの舘野がゴラッソを決めて同点、最後は一進一退のまま2-2のドローになりました。
本当に見ごたえ抜群で、花園に行きやすいことにも気づいたので機会があればまた行きたいですね。
さて、かなり長い前置きとなりましたが、ガンバの試合も感想していきましょう。
【感想】
さて、まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からは2枚変更。左WGは食野に代わって石毛秀樹が抜擢され、累積で出場停止の黒川圭介のポジションは藤春廣輝が今季初スタメンを飾ることに。
立ち上がりは川崎に攻め込まれる時間が続き、怪しいな……? マルシーニョ怖いな……? と思わざるを得ない展開。しかし、13分にアラーノのクロスにジェバリが反応し足を振るも当たらず……と思いましたが、石毛がトラップしてからコースを狙いすましたシュート! これが左ポストに当たってゴールイン! 良い時間に先制点を挙げました。
そのまま追加点を上げられれば良かったんですが、27分にペナ内に入り込んだMF脇坂に縦パスを差し込まれ、ペナ内で完全にフリー。さすがに万事休すでコースにシュートを流し込まれ失点。
ただここで倒れないのが今のガンバ。31分に石毛がMFジョアン・シミッチに倒されてPKを獲得。これをジェバリがしっかり決めて2-1に、更に41分には相手のバックパスをアラーノがかっさらい、GKチョン・ソンリョンを裏街道で突破。滑り込んだDF大南を躱す浮き球シュートを決めて3-1!
これは勝ったなガハハ
とはなりませんでした。
川崎は後半早々にFWマルシーニョを下げてFW瀬川を投入。これで流れが一変。サイドを瀬川中心にぼこぼこにされ、71分と76分に連続失点(右サイドが原因とまでは言えませんが……)その後も川崎ペースは変わらず、ドローで逃げ切るしかないと思っていた96分。藤春のプレスでDF高井がボールをこぼし、食野が奪ってシュート。これが相手DFに当たってCKへ。そのチャンスを山本悠樹が蹴り、ダワンがマークの高井を見事に外してヘディングシュート! ワンバウンドしてゴールに突き刺さり、なんと4点目!!!! 昨年では考えられなかった数字でございます。
4-3勝利なんて10年前じゃあるまいし、令和になって見られるとは思っておりませんでした。
リアタイだったら心拍数250回くらいになってそうですね。
さて、どんな試合だろうと後追い視聴だろうと採点のお時間は始まってしまいます。
【採点】
・いつも通り、5.5から6を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はツイート……ポストのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 5.5
3失点を喫するも、78分の神セーブはまさしく守護神。まだまだ成長する予感も残していて、この男に留まるところはなさそうです。
DF:髙尾瑠 5.5
トイメンにして最大の警戒選手であったマルシーニョに決定的な仕事はさせず。ただ、交代で入ってきた瀬川に苦戦。半田が居ない以上、やってもらうしかありません。
DF:三浦弦太 6.0
ビルドアップのパターンには多少の不満はありつつも、対人能力は流石の一言。まだベテランと呼ばれる年齢ではありません、進化を信じています。
DF:福岡将太 6.0
ヒヤリとするシーンもありながら、CBとしての突破力とビルドアップの精度は流石です。対人とビルドアップのCBコンビが、個人的に好きなのですがどうなのでしょう?
DF:藤春廣輝 6.0
使われない理由はありありと見えるも、ベテランとしての矜持、意地は充分過ぎるほど見せてくれました。マルシーニョのカウンターを奪った場面、後半ATのプレス……涙を禁じ得ない方もおられたでしょう。
MF:ネタ・ラヴィ 5.5
1失点目はネタの裏にパスを通されたのが致命的。攻撃面で奪われることは無くとも、守備時に穴となる姿が……夏の暑さで疲労が溜まりやすいか?
MF:山本悠樹 6.0
インテリオールとして中盤の王となりつつあることが誰の目にも明らかでしょう。囲え! ポルティモ(ryから守るんだ!
MF:ダワン 7.5
空中戦に勝ち、地上でボールを奪い、ゴールを挙げアシストを積む。これほどの選手がセレソンにかすりもしないとは恐ろしい。単年とか有り得んのではよ5年契約。
FW:ファン・アラーノ 6.5
ソンリョンを裏街道で突破し、大南の上をふわりと浮かしたループに進化を感じます。もはや我武者羅が売りの労働者MFではない、総合力で戦うオールラウンダーである。
FW石毛秀樹 6.0
ニアサイドをぶちぬく見事な先制点! 左WGとしては微妙な評価の試合も続きましたが、ここで結果が出たのは大きいです。オプションが増え続けますね。
FWイッサム・ジェバリ 6.0
前線で納めるプレーに加え、PKでゴールも挙がりました。以前は怖かったダミアンも、今ならジェバリの方が凄そうです。
FW:食野亮太郎 5.5
79分イン。タイミング悪く、違いを生み出すには至らずも96分の決勝ゴールは食野のミドルから。積極性は間違いなく良くなってます。
FW:宇佐美貴史 5.0
79分イン。ただ消える時間長く……イエローを積んでしまったプレーを見る辺り、負傷後からキレはずっと落ちたままのように感じます。プロは長くない……重いです。
FW鈴木武蔵 5.5
79分イン。苦手なプレーに挑戦して合わせようという気概は痛いほど感じます。ただ精度が物足りない、結果が出ない……難しい立場です。
DF:柳澤亘 5.5
88分イン。足を攣った石毛に代わって、残りの時間を任せられました。まさかの左WGでしたが、どうにかこなしてくれました。ポリバレントさで外せないですね。
監督:ダニエル・ポヤトス 5.0
交代の遅さが2失点に直結。ダワンに助けられましたが、交代のマネジメント事態は華麗に失敗していました。次節は改善頼みます。
あとがき:今回はかなり遅くなってごめんなさい……。今後やり方を変えることがあるかもしれないですが、どうかお付き合いいただければと思います。また、配信やツイ……Xでもよろしくお願いします。
【試合感想】21節/vs柏レイソル戦の感想と採点【成長を感じる時】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回はJ1第21節のホーム柏レイソル戦の感想と採点をやっていきます。
柏レイソルというと、開幕戦の相手でありますね。あの試合は終盤のPKで追いつかれてのドローになりました。あの時はクルピ感を覚えたせいで一抹の不安と大量の期待にあふれた試合でしたが、まさか、あそこからあんなに苦しむことになろうとは……。
さて、そんな思い出あふれる開幕戦から半年経ち、成長を見る時が来たのです。
そんな開幕戦の採点感想はこちら
試合感想に入る前に、ガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からの変更は2枚。出場停止明けの福岡が復帰して、相方はディエゴ。また、半田陸が腓骨骨折という一大事……髙尾がスタメンに抜擢。ちなみに東口がガンバ移籍後リーグ300試合、ファン・アラーノがJ1通算100試合、食野がJ1通算50試合の節目になります。
対する柏は、高さ強さのあるFWフロートと決定力・スピードに秀でるFW細谷真大の2トップを配置する4-4-2で対峙してきました。
開幕ではDF片山瑛一にゴールを決められているので、そこもやや気になるところ。
基本的にボールを握るのはガンバ。ただ、細谷を中心にしたプレッシングのせいか、中盤でボールをロストするシーンがやや目立ちました。開幕の頃に見たような失点の形をいくつか作られるヒヤリとする立ちあがりでしたが、左サイドで有利を作り、黒川のマイナスクロスをダワンがダイレクト! 芸術的な「ゴールにパス」をするようなゴールで先制! ちなみにダワンは対柏レイソルで3試合連続ゴール中らしいです。新たな柏キラー誕生ですね。震えてください。
ただ、それから20分もしないうちにMFマテウス・サヴィオからフリーの細谷に繋がれてダイレクトで決められ失点。細谷は対ガンバ2試合連続ゴール……。海外に行け(暴論)
1-1で迎えた後半、早々に右サイドでボールを受けた食野がDFジエゴをかわし、マテウス・サヴィオの守備が甘い隙を突いて巻きのミドル! これがスーペルゴラッソ!! 食野の今シーズン初ゴールで追加点を挙げました。これぞ食野亮太郎よ! 久々に、私たちが知っている食野亮太郎を見ましたね。
更に、ボールを繋いでファン・アラーノがペナ内に侵入。決定機になったところをMF椎橋に後ろから引き倒されPK獲得! VARチェックの結果、椎橋は退場となりました。ちょっと厳しい判定に思いましたね。これをアラーノが自ら沈めて3-1!
そして始まる、10人相手の苦戦。交代出場の高卒ルーキーFW山本桜大などに手を焼き、3回ほど決定機を生み出されるも、我らが神・東口を中心に防いで追撃は許さず。
最終版には黒川のクリアが我がゴール方向に飛んでいくなど、ヒヤリとするシーンもありましたが、勝利!!!
これで7試合無敗、6勝1分と満足の成績を出しての中断期間突入となりました。
そんな試合も採点が必要になります。やっていきましょう。
【採点】
・いつも通り、6を基準(5.5を基準)として独断と偏見で採点をやっていきます。意見はTwitterのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.5
フロートのシュートを片手一本で防いだシーンは流石のひとこと。やはりゴールマウスを守っての守護神であると教えてくれます。
DF:髙尾瑠 5.5
久々の先発で、最初は戸惑いもあったか? ただ後半には攻守に安定してきたかと。オーバーラップが強みの半田とは異なり、インナーに入るので何か開拓したい。
DF:福岡将太 5.5
パスミスからの失点こそありましたが、この手の失点はお約束。勝てれば良しで見ていく必要があります。ビビらずにやってほしい。
DF:クォン・ギョンウォン 6.0
開幕戦と同じく細谷とマッチアップ。対人は良し。展開力の弱さは気になりますが、できないなりに形を作っていたのは高評価。CBも競争激化が進みますね。
DF:黒川圭介 6.0
見事なマイナスクロスで1アシスト。SBの攻撃参加は今のサッカーに必要不可欠。乱闘でイエローを積んでしまったので次節は有給。
MF:ネタ・ラヴィ 6.5
奪われない、受けられる、運べる。ハイレベルなプレーを毎試合見せてくれます。暑さでパフォーマンスが少し落ち気味ですが、金を払って見る価値がある選手。
MF:ダワン 7.0
黒川のクロスを見事に決めて今季5ゴール目。IHで得点する形にかなり絡んでいますね。そろぼち欧州の目が気になるところ……。
MF:山本悠樹 6.0
序盤はプレスに苦しむも、後半早々に1アシストを記録。このレベルのインテリオールは海外の目が気になるようになります。近年の傾向を思うと……。
FW:食野亮太郎 6.5
後半早々に飛び出したスーペルゴラッソ! 長い間苦しみましたが、ようやく奇麗にはまりましたね。これがガンバユース産という証明の一撃でした。
FW:ファン・アラーノ 7.0
無尽蔵のスタミナは夏場でも落ちず。インサイドに入り込んで裏を取り、PK&DOGSOを誘発。今季5ゴール目も挙がりました。この調子でお願いします。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
地味ながら、ポストプレーは効き続けていました。夏の暑さに自信ありのようですが、日本は信じ難いほど暑いです。それよか、ジェバリももっと足を振ってほしい。
MF:福田湧矢 5.5
74分イン。食野との競争激化はチームとして良きかな。それぞれの良さを生かして同時スタメンの可能性もあると思っています。
MF:石毛秀樹 5.5
79分イン。山本悠樹と比べてもテクニカルなプレーを好む印象ですが、押し込まれる時間帯では走って貢献することもできる……得難い選手です。
FW:宇佐美貴史 5.0
79分イン。トップに入りましたが、その後は押し込まれる時間が多く、目立った活躍は無く。要所要所で精度の高さは見せてくれました。
DF:柳澤亘 5.0
92分イン。短い時間でしたが、キャンプで評価された理由と同時に使われない理由もわかってしまい、複雑な気持ちに……。課題はプレー精度で間違いないでしょう。
監督:ダニエル・ポヤトス 6.5
先発選択、交代選手の選択。どちらも見事な采配だったと思います。次節は黒川、半田の両名がいない試合になりますが、どう出てくるのか。それを楽しむくらいの余裕を作らせてくれてありがとうございます。
最後に、ポヤトス監督、6月月間最優秀監督賞おめでとうございます!!!!