【試合感想】21節/vs柏レイソル戦の感想と採点【成長を感じる時】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回はJ1第21節のホーム柏レイソル戦の感想と採点をやっていきます。
柏レイソルというと、開幕戦の相手でありますね。あの試合は終盤のPKで追いつかれてのドローになりました。あの時はクルピ感を覚えたせいで一抹の不安と大量の期待にあふれた試合でしたが、まさか、あそこからあんなに苦しむことになろうとは……。
さて、そんな思い出あふれる開幕戦から半年経ち、成長を見る時が来たのです。
そんな開幕戦の採点感想はこちら
試合感想に入る前に、ガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からの変更は2枚。出場停止明けの福岡が復帰して、相方はディエゴ。また、半田陸が腓骨骨折という一大事……髙尾がスタメンに抜擢。ちなみに東口がガンバ移籍後リーグ300試合、ファン・アラーノがJ1通算100試合、食野がJ1通算50試合の節目になります。
対する柏は、高さ強さのあるFWフロートと決定力・スピードに秀でるFW細谷真大の2トップを配置する4-4-2で対峙してきました。
開幕ではDF片山瑛一にゴールを決められているので、そこもやや気になるところ。
基本的にボールを握るのはガンバ。ただ、細谷を中心にしたプレッシングのせいか、中盤でボールをロストするシーンがやや目立ちました。開幕の頃に見たような失点の形をいくつか作られるヒヤリとする立ちあがりでしたが、左サイドで有利を作り、黒川のマイナスクロスをダワンがダイレクト! 芸術的な「ゴールにパス」をするようなゴールで先制! ちなみにダワンは対柏レイソルで3試合連続ゴール中らしいです。新たな柏キラー誕生ですね。震えてください。
ただ、それから20分もしないうちにMFマテウス・サヴィオからフリーの細谷に繋がれてダイレクトで決められ失点。細谷は対ガンバ2試合連続ゴール……。海外に行け(暴論)
1-1で迎えた後半、早々に右サイドでボールを受けた食野がDFジエゴをかわし、マテウス・サヴィオの守備が甘い隙を突いて巻きのミドル! これがスーペルゴラッソ!! 食野の今シーズン初ゴールで追加点を挙げました。これぞ食野亮太郎よ! 久々に、私たちが知っている食野亮太郎を見ましたね。
更に、ボールを繋いでファン・アラーノがペナ内に侵入。決定機になったところをMF椎橋に後ろから引き倒されPK獲得! VARチェックの結果、椎橋は退場となりました。ちょっと厳しい判定に思いましたね。これをアラーノが自ら沈めて3-1!
そして始まる、10人相手の苦戦。交代出場の高卒ルーキーFW山本桜大などに手を焼き、3回ほど決定機を生み出されるも、我らが神・東口を中心に防いで追撃は許さず。
最終版には黒川のクリアが我がゴール方向に飛んでいくなど、ヒヤリとするシーンもありましたが、勝利!!!
これで7試合無敗、6勝1分と満足の成績を出しての中断期間突入となりました。
そんな試合も採点が必要になります。やっていきましょう。
【採点】
・いつも通り、6を基準(5.5を基準)として独断と偏見で採点をやっていきます。意見はTwitterのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.5
フロートのシュートを片手一本で防いだシーンは流石のひとこと。やはりゴールマウスを守っての守護神であると教えてくれます。
DF:髙尾瑠 5.5
久々の先発で、最初は戸惑いもあったか? ただ後半には攻守に安定してきたかと。オーバーラップが強みの半田とは異なり、インナーに入るので何か開拓したい。
DF:福岡将太 5.5
パスミスからの失点こそありましたが、この手の失点はお約束。勝てれば良しで見ていく必要があります。ビビらずにやってほしい。
DF:クォン・ギョンウォン 6.0
開幕戦と同じく細谷とマッチアップ。対人は良し。展開力の弱さは気になりますが、できないなりに形を作っていたのは高評価。CBも競争激化が進みますね。
DF:黒川圭介 6.0
見事なマイナスクロスで1アシスト。SBの攻撃参加は今のサッカーに必要不可欠。乱闘でイエローを積んでしまったので次節は有給。
MF:ネタ・ラヴィ 6.5
奪われない、受けられる、運べる。ハイレベルなプレーを毎試合見せてくれます。暑さでパフォーマンスが少し落ち気味ですが、金を払って見る価値がある選手。
MF:ダワン 7.0
黒川のクロスを見事に決めて今季5ゴール目。IHで得点する形にかなり絡んでいますね。そろぼち欧州の目が気になるところ……。
MF:山本悠樹 6.0
序盤はプレスに苦しむも、後半早々に1アシストを記録。このレベルのインテリオールは海外の目が気になるようになります。近年の傾向を思うと……。
FW:食野亮太郎 6.5
後半早々に飛び出したスーペルゴラッソ! 長い間苦しみましたが、ようやく奇麗にはまりましたね。これがガンバユース産という証明の一撃でした。
FW:ファン・アラーノ 7.0
無尽蔵のスタミナは夏場でも落ちず。インサイドに入り込んで裏を取り、PK&DOGSOを誘発。今季5ゴール目も挙がりました。この調子でお願いします。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
地味ながら、ポストプレーは効き続けていました。夏の暑さに自信ありのようですが、日本は信じ難いほど暑いです。それよか、ジェバリももっと足を振ってほしい。
MF:福田湧矢 5.5
74分イン。食野との競争激化はチームとして良きかな。それぞれの良さを生かして同時スタメンの可能性もあると思っています。
MF:石毛秀樹 5.5
79分イン。山本悠樹と比べてもテクニカルなプレーを好む印象ですが、押し込まれる時間帯では走って貢献することもできる……得難い選手です。
FW:宇佐美貴史 5.0
79分イン。トップに入りましたが、その後は押し込まれる時間が多く、目立った活躍は無く。要所要所で精度の高さは見せてくれました。
DF:柳澤亘 5.0
92分イン。短い時間でしたが、キャンプで評価された理由と同時に使われない理由もわかってしまい、複雑な気持ちに……。課題はプレー精度で間違いないでしょう。
監督:ダニエル・ポヤトス 6.5
先発選択、交代選手の選択。どちらも見事な采配だったと思います。次節は黒川、半田の両名がいない試合になりますが、どう出てくるのか。それを楽しむくらいの余裕を作らせてくれてありがとうございます。
最後に、ポヤトス監督、6月月間最優秀監督賞おめでとうございます!!!!