【試合感想】20節/vs京都サンガ戦の試合と感想!【総力で走力】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回はJ1第21節のホーム京都戦について書いていきたいと思います。
【感想】に入るのもずいぶん自然になったはず(;'∀')
この試合、ガンバは15位、京都は14位、勝ち点は同じで得失点差のみ、降格圏とは7差と、残留争いの泥沼から片足を頑丈な地に付けるための大事な6ポイントマッチであります。京都には一美とパトリックが在籍し、特にパトリックはアウェイ戦で逆転ゴールを挙げています。その恐ろしさはもはや言うまでもないでしょう。我々ガンバサポは、頼もしさと恐ろしさの両方で脳髄まで染み渡っているはずです。
さて、まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節からの変更はふたり。累積警告で出場停止の福岡将太に代わり、クォン・ギョンウォンが久々に先発。また、左WGがはまらなかった石毛秀樹に変えて福田湧矢をスタメンに抜擢。その上で湧矢とアラーノを入れ替える変則スカッドで挑みました。
京都は変わらずの4-3-3でミラーゲームに。ただ、ガンバは4-1-4-1に近い形になって対応をしました。前半は京都の作戦か、ガンバが予定通りなのに上手くいかなかったのかオープンな展開でシュートまで行けない時間が続きました。それは京都も同じで、ハーフタイム段階ではスコアレスドローも充分覚悟する内容……。
お互いに動きづらいであろうハーフタイムは交代なしながら、京都は前線の並びをズラすような交代をするのに対し、ガンバはアラーノを下げて食野を投入。湧矢を左に戻しました。
そんな中72分、優位を作って右サイドを上がると、山本悠樹のクロスにジェバリ……は触れず、奥に居た湧矢がダイビングヘッド!!
脳震盪を経験し不安もあるだろうヘッドで見事ゴールに押し込みました。あの位置で、あの状況でボールが来ると考えて準備をしている。言葉では簡単に言えますが、実際は難しいと思います。執念と本気を感じるゴールでした。
その後は、パトリック投入でクロス爆撃に入った京都を寸でのところで(当社比)零封。今シーズン初のウノゼロで勝利をつかみ取りました。
これで直近6戦を5勝1分と完全に巻き返しモード。油断はできませんが、降格圏とかなり差をつけたので精神的にも余裕のサポーターが多いのではないでしょうか? かくいう私も、夏の移籍期間に目を配る余裕が出ています。
さて、そんな余裕の精神状態で採点と行きましょうね。
【採点】
・いつも通り、6(5.5)を基準として独断と偏見で点数をつけていきます。異論はTwitterのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.0
決定的なピンチを防ぐシュートストップの機会はありませんでしたが、決勝ゴールの起点になったフィードはお見事。ショートパスで無理しない選択が吉。
DF:半田陸 6.0
トイメンは190センチのFW木下。さすがに身長差はどうにもなりませんが、それ以外では特に仕事をさせなかった印象。
DF:三浦弦太 7.0
一美、パトリックとガンバを知るCFを共に封殺。やはりセンターバックの第一役割は守ることだと再認識させられます。
DF:クォン・ギョンウォン 6.0
終盤で交代してしまう不安定さに泣かされるものの、対人の強さはさすが韓国代表。確かな物があります。
DF:黒川圭介 6.0
何度か大きなチャンスを貰いましたが、今回はモノにできず。トイメンの豊川には、これといって何もさせなかったと思います。
MF:ネタ・ラヴィ 6.0
プレスに来た相手を剥がすボール捌きもだいぶ見慣れましたね。素晴らしいのは分かっているので、そろそろ1ゴール見たい頃です。
MF:ダワン 7.0
ゴールにつながる胸パスには全私がどよめきました。最終版は3CBの一角に入るポリバレントさも見せてくれています。
MF:山本悠樹 6.5
序盤はボールタッチが怪しくて不安になりましたが、見事なクロスで1アシスト。完全復活と言ってよいでしょう。
FW:福田湧矢 6.5
値千金決勝ゴール! ここまで数字が付いてこない試合ばかりでパフォーマンスも下り調子でしたが、これを機に復活を期待します。
FW:ファン・アラーノ 5.5
久々の左WGでしたが、トイメンのDF福田に少し手間取ったか。イエローを貰い、もう一枚貰いかねない状態なので早めの交代に。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
前線での収まりは良いのですが、いかんせん決定機を二度も決められなかったのは減点せざるを得ません。ゴール前で剥がしのワンタッチは良し悪しですね……。
MF:食野亮太郎 6.5
63分イン。右WGに入りましたが、精力的なプレーで流れを引き寄せました。ゴールにも絡み、上り調子を期待できる仕上がりです。
FW:宇佐美貴史 5.5
75分イン。5-4-1の1起用という珍しい形でしたが、するべきことはできていた印象。久々のゴールは次節にお預け。
FW:鈴木武蔵 6.0
75分イン。まさかのサイドハーフ起用ですが、高さでクロスを跳ね返し、懸命に守備をしていました。まずはここから一歩ずつ。
MF:石毛秀樹 5.5
89分イン。時間短くも、精力的に走って逃げ切りに貢献。
DF:江川湧清 5.5
89分イン。クォン・ギョンウォンに代わって逃げ切りを拝命。見事成し遂げました。
監督:ダニエル・ポヤトス 7.0
福田とアラーノの入れ替え、食野投入の再入れ替え、5-4-1の逃げ切りブロック等、引き出しの多さを見せてくれました。思った以上に柔軟な戦いができる監督でありがたい限りです。
次節は柏レイソル! ここもガッツリ6ポイントマッチなのでしっかり勝利したいところ!またね(*'▽')ノシ