【試合感想】14節/vs横浜Fマリノス戦を観た感想と採点【前を向き続けろ】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
さて、昨今のガンバ界隈は荒れに荒れ、延焼もして焼野原になるんじゃないかと思う今日この頃です。
まぁもう週明けてますし、ルヴァンがすぐにあるのであまり深くは語りませんが……(無駄に長くなるだけですし)
今の段階では、得られたことは市民・サポーター・企業からの不信感と分断だけといった所……。メリットらしいメリットはありませんでした。
この辺にしておきましょう。まずは感想から。
今回のサムネイル
【試合感想】
今節はマリノス戦ということで、何もかもが良くないと言えました。まず、志向する方向が近く、年期と実力で相手に分があるという事実。そしてホームマリノス戦は相性も悪いです。アウェイは良いんですがね……なぜでしょう。
それではスタメンを見ていきましょうか。
ガンバは4連敗中。さすがのポヤトスも焦ったのか、後述しますが自信をもってかメンバーを変えてきました。
GKは東口を続投。DFはここまでメンバー入りは外さなかった三浦弦太、クォン・ギョンウォンの両名がベンチ外となり、福岡将太は続投からの佐藤瑶大が公式戦初スタメンを獲得。また、IHに石毛秀樹が入り、左WGに倉田秋が初スタメン。
ベンチには久々に江川湧清が入り、福田湧矢及び山本悠樹が復帰。メンバー発表では随分驚かされました。
異様な雰囲気の中試合が開かれると、最初の20分くらいはハイプレスとサイドバックの裏を狙った攻撃でかなりガンバペースになりました。その間に大きなチャンスも作って、ゴールさえ生まれれば……と思っていましたが、最後のラインは突破できず。そうこうしているうちに試合はマリノスペースへ。
耐えればと思っていた37分。DF永戸が蹴ったCKをFW西村にドンピシャヘッドで合わせられて失点。半田陸が付いていましたが、上を取られていました。キック精度、点で合わせる入り方、シュートコース共に非の打ち所がない失点で、どうしようもなかったと言えます。その後は反撃もうまくいかず、後半へ。
正直後半は攻め込まれた時間が長く、交代も功を奏することは無く。
56分にジェバリのクロスがエドゥアルドの腕に当たるも、ノーハンドとなり、これが見事に物議を醸しています。
福岡へのイエローも厳しく、今シーズン彼に出た2枚のイエローカードはかなり不満のあるものです。
しかし、59分に倉田がDF松原からボールを奪ったところで、奪い返そうとした松原のホールディングが顔に入り、2枚目のイエローカード。退場を誘発しました。これにより黒川のサイドがかなり空いて攻め手を増す時間も作れたのですが、最後は飯倉の壁を越えられず。
79分にはFWアンデルソン・ロペスのカウンターを阻止した宇佐美貴史にイエローカード。そのファールで与えたFKを永戸に直接決められ2失点目。全盛期の中村俊輔かと思うような軌道で、間違いなく今月のベストゴール候補です。
ところで後から見ると、驚くほどポイントをずらされていました……5メートルくらいかな。VARはバタバタしていて気づけなかったらしく、審判かガンバの選手が気づいてポイントを後ろに押やらないといけない所でした。
それで言うと、ずらされた後のFKポイントのボールを正しい位置に蹴ったら反スポでイエロー出るんですかね……? もしくは進言したら異議でイエローとか。無いとは言えない……とすると、正しいポイントを伝えるのも難しい気がします。やはり審判か……。ちなみにガンバは目出度く今シーズン8回目のジャッジリプレイ進出を果たしました。単独首位でございます。順位は最下位でございます。ドビーがいくら自由な妖精とはいえ、勝ちと分けを足した数よりもジャッジリプレイの方が多いのは納得がいきません。
まぁ失点は失点。そのまま敗戦となり、25年ぶりの5連敗となりました。
というか、5連敗ってJの歴史を振り返るとままあることなんですが、25年ぶりとは意外です。てっきり私がサポになってから2,3回あって忘れてても不思議ではなかったのですが、公式戦はあってもリーグ戦はなかったのですね。
さて、それでは採点の方に行きましょう。
【採点】
・いつも通り、6を基準として独断と偏見でつけています。異論や感想はツイートのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.0
2失点はいずれもベストゴール級でノーチャンス。終盤には久々に神通力を取り戻したようなセーブを見せてくれました。
DF:半田陸 5.5
失点のマークはしっかりついていましたが、FW西村に上回られていました。ここを抑えた日には代表デビューも近いはず。
DF:福岡将太 6.0
適切なカバーリングと持ち上がり、ビルドアップは確か。今や一番手CBと言えるでしょう。どうかお見捨てなくお願いします。
DF:佐藤瑶大 6.0
一番のサプライズ枠と言えましたが、素晴らしいプレーでした。アンロペを相手に一歩も引かぬ守備と、サイドに運ぶ持ち上がり。次も見たいと本気で思います。
DF:黒川圭介 5.0
久々にらしい攻撃を見せてくれましたが、守備の所では不安も。とはいえ前節に比べれば改善されていますので、夏場に向けてお願いします。選手がいません。
MF:ネタ・ラヴィ 6.0
相変わらずスペシャリティの塊。アシスト未遂もあるなど、徐々に前を向けている印象です。そろそろアシストを期待しても良い頃でしょうか。
MF:ダワン 6.0
フル出場ながら、しっかり動いてくれていました。2ボランチの時間も良さを出していました。しかしながら、ドンピシャヘッドは飯倉正面。決まっていれば7.0でした。
MF:石毛秀樹 5.5
チームへの適正が宇佐美貴史よりも上なのは確かでしょうが、スペシャリティでは劣ります。両立できるのが一番なはずですが……。
FW:ファン・アラーノ 5.0
縦横無尽に動くのは良いですが、出張ったら戻ってください。あとパス精度は丁寧にお願いします。畠中のタックル後も走れたのは◎
FW:倉田秋 6.5
プレスと運動量、球際で戦える闘志。ポヤトス監督が重視しないポイントを武器にするバンディエラが、この日は起用され躍動しました。オプションとして〇です。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
中央を守るエドゥアルドの守備は硬く、決定機を幾度となく封じられました。そこをぶち破る突破力と決定力を求めているので、お願いします。
MF:福田湧矢 5.5
74分イン。戻って来れて本当に良かったです。まだ試合勘は戻っていませんが、新潟戦では躍動してくれると信じています。
FW:宇佐美貴史 5.5
74分イン。久々に可能性を感じるミドルを見せてくれました。フィット感は相変わらずイマイチですが、積極的にミドルを撃ってほしいと願います。
MF:山本悠樹 5.0
82分イン。こちらも復帰戦。試合勘とチーム状況の変化で戸惑いがあったかもしれませんが、再フィットできるはず。
FW:鈴木武蔵 5.5
82分イン。入れば決定機を生み出すところまでは来ています。後はそれを枠内にぶちこんでゴールネットを揺らすだけ。確実に近づいています。
監督:ダニエル・ポヤトス 5.5
マリノスのウィークポイントを突く編成と、佐藤瑶大の躍動が最大の収穫ポイント。頑固親父と聞いていましたが、スタイルを変えるくらいの柔軟性があって安心しました。ところでラバインシステム3-1-4-2を見てみたいのですが、ありませんか?
最後に、クラブはポヤトス監督を支持し続投することを発表しました。私はその動きを支持します。サポーターはクラブに付いていく存在であり、その歩みを後押しすることが使命です。
ガンバサポーターよ、前を向け! 目線を下に向けてもそこに他クラブの名は無い!
私たちがするべきことは、選手を後押ししクラブが進む道を信じることである!
現地で声を枯らす者、自宅でDAZNを開く者、学校や仕事でリアタイできたいが信じる者、皆平等だ!
その結果にあるものが栄光かJ2の茨かはまだ見えぬ、しかし茨の道があろうとも、クラブは挑戦をすると言ったのだ! 決意に付いていかずして、何がサポーターか!
顔を上げよ、次の試合はすぐ傍だ!!