青黒水龍のガンバ備忘録

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【試合感想】第12節vs名古屋グランパス戦を見た感想と採点

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です⚡

どんな時でも折れない心が肝要って事

 さて、今回は12節のアウェイ名古屋グランパスとの試合感想をやっていきたいと思います。先に申し上げておきますが、ダービーについては言及しません。

 まぁ……厳しい戦いが続く中、選手もサポーターも疲弊しているわけで。普段ならだれも気にしないようなちょっとしたことに突っかかってしまう事や、ただのデマに踊らされるサポーターも見えています。

 そんな中、ガンバサポーターはアウェイで試合前応援ボイコットを敢行。誰にでも愚行権はありますが、アウェイでやってしまう辺りが余裕の無さでしょうか。私の場合、チャントは主導が無いと一人では流石にできない小心者ですが、拍手は周りがしていない程度で止めることは無いですね(笑)

 さて、試合感想に行きましょうか。

 

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【試合感想】

 まずはいつも通り、先発をおさらいしましょう。

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 ガンバは中2日ということで小規模なターンオーバーを敢行。開幕からずっと先発で最終ラインを守っていた三浦弦太をベンチに下げ、福岡将太とクォン・ギョンウォンのCBコンビを選択。また、宇佐美貴史に変えて石毛秀樹を、髙尾瑠は半田陸に戻しました。

 対する名古屋も、会見通り小規模のターンオーバーを行い、日本代表DF藤井陽也に代わってDF丸山祐市、MF米本拓司に代わってMF長澤和輝、FW永井謙佑に代わってFW酒井宣福がそれぞれスタメンを勝ち取りました。また、FWキャスパー・ユンカーがベンチスタートとなり、MF和泉竜司がトップ下へ。WBにMF内田宅哉が入る形に。

 名古屋はこれまでの3-4-3から3-5-2にフォーメーションを変更していました。ガンバはロングボールを挟み、ボールを敢えて保持しない時間を作ることで対策。

 これをするならDFに三浦弦太か江川湧清と言いたいところですが、ターンオーバーが優先だったと思われます。江川SBは検討の余地無しでしたかね……?

 前半は、意図せずボール保持を押し付けられた名古屋と、スクランブルで非保持を挟んだガンバの両方に大きなチャンスは無く終わりました。賛否両論ありますが、個人的には良かったと思ってます。名古屋がボール保持でプレーが曖昧になったことは事実ですし、勝ち点1でも捥ぎ取って帰りたい日でした。

 後半になると、さすがに名古屋から動いてきました。MF内田に代わってFW永井を投入。フォーメーションを戻して対応してきました。ガンバは後半からボールを持つ流れを作りましたが、これは長谷川健太の思惑通りに思いましたね。

 ガンバは61分に食野を下げて髙尾を投入。半田を高い位置に置くことで、既に名古屋の選手交代でトイメンになっていたマテウスの対応に当たりやすくしました。当初は4-4-2で再び非保持の構えにするのかと期待しましたが、そんなことはありませんでした。

 このまま終わってくれたら万々歳やなぁ……と思っていた矢先の67分に、セットプレーからの流れで失点。クリアしようとしたボールが稲垣に行ってしまう不運もありましが、プランは崩れました。すぐにテコ入れに入り、宇佐美貴史、山本理仁、鈴木武蔵を投入。フォーメーションを4-2-1-3に変えて、ボールを持って攻め入る形に切り替えてポゼッションは握れました……が、大きなチャンスを悉く封じられゲームセット。

 終盤にはネタ・ラヴィのドライブシュートとゴール前での山本理仁の決定機は何れも元オーストラリア代表GKミッチェル・ランゲラックに防がれるという……。

 結果は0-1でしたが、実はそこまで悲観しているわけではなく。むしろ次節に向けてポジティブになる要素すらあると思っています。

 まず、三浦弦太を一試合休ませることができたこと。これは非常に大きく、相性の良い埼スタ浦和戦に向けての一手を投じることになりました。

 続いて、CB福岡のフィット。対人守備に不安のある福岡ですが、浦和は両サイドアタッカーがテクニカル系の選手。不安要素としてはDF酒井宏樹になりますが、一度置いておきましょう。

 更に4-2-1-3の確認。名古屋の強固な守備陣であっても、牙城を崩す可能性があることを示しました。浦和のDFラインもJリーグ屈指の選手が揃っていますが、悲観することは無いかなと。

 この3つをもって次節への期待はかなり強く持っています。無論、GWで勝ち点0は非常に痛いですし、攻撃時4-4-2は見たかったのですが……。

 最後に、少しだけ愚痴を。審判の裁定にはかなり不満が残りました。前節も食野がシミュレーションの誤審を食らってイエローを貰いましたが、今節はもっと不満だらけです。

 まず、ファン・アラーノのイエローカード。これが何故アラーノのファールになったのか……。DF森下のファールかと思いきやアラーノにイエローで首を傾げました。そのあとに蟹挟みタックルをノーファールで流されているので余計理解できません。

 更に福岡将太のイエローカード。これに至っては、軽微な接触があればカードと言えるのか。ユンカーが飛んだのはシミュレーションでは?(接触はあるので、当たったから跳ねたと言えば説明はつきますが)

 主審の判定にはかなり疑問符がつきました。この試合はどうにもガンバに不利な判定が多いように感じましたね。普段からかなりフラットに見る癖がついているのにこれでは、SNSは相当荒れてるやろうなと思って見れば案の定。

 まぁ、この辺にしておきましょう。続いては採点のコーナーです。

 

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【採点】

 いつも通り、6を基準として独断と偏見で語ります。異論はコメントや配信でお願いします。

 

GK:谷晃生 5.0

外してくれたから良かったものの、52分のCK対応は得点献上の危機であった。ポヤトスさんの信頼は得ていますが……。

DF:半田陸 5.5

後半途中からはWGにポジション変更。FW顔負けの得点感覚が身に付けば、攻撃の幅も広がるはず。期待しています。

DF:福岡将太 6.0

持ち上がりとビルドアップのセンスは間違いなく一番手。DFラインならどこでもこなせるのも魅力ですね。イエローは本当に不運。

DF:クォン・ギョンウォン 5.5

こちらも持ち上がりに良いところが光りました。浦和戦では出番がどうなるか微妙ですが……やや立ち位置は中途半端になったか。

DF:黒川圭介 5.5

インナーラップに力強さを感じるものの、ラストパス・クロスの質が追いつかない……。藤春のクロスにはまだ及ばないか。

MF:ネタ・ラヴィ 6.0

後半ATに放ったシュートは見事なコースでした。決まっていれば……。また、一点物の守備もあるなど、良さが広がった気も。次はアシストを見たいです。

MF:ダワン 5.5

名古屋の稲垣は似たスタイルの選手なだけに、結果の差が出てしまった印象。浦和戦では岩尾を見るはず……お願いします。

MF:石毛秀樹 5.5

相手の対応に遭って中々良さを出せず。IHとしては合ってますが、スペシャリティで貴史とは差がある印象。

FW:ファン・アラーノ 5.0

逆サイドまで出張ったら急いで戻ってください。半田が大変です。両サイドやってくれますが、左のが合ってそうですね。

FW:食野亮太郎 5.5

試合前から気持ちを見せてくれたのは本当に嬉しいです。前節の負傷から無事で良かったのですが、交代が早いのは心配なのか信用の問題なのか……わかりかねます。

FW:イッサム・ジェバリ 5.5

対名古屋のロングボールで思った以上に収めてくれました。非保持の中で持つ部分を作ってくれたのですが、そこから結果には繋がらず。

DF:髙尾瑠 5.5

61分イン。半田と髙尾の共存はこうするしかないのでしょうか。これはこれでありとは思いますが、オプション以上には成り得ないとも。

MF:山本理仁 5.0

70分イン。貴史に出した素晴らしいパスがひとつありましたが、それ以外は存在感を出せず。途中出場である以上スーパーサブ足り得てほしいところですが……。

FW:宇佐美貴史 5.5

70分イン。圧巻のスペシャリティと、払う代償が釣り合ってないとは思います。ポヤトスさんは前者を以て是としますが、CFで見たいという願いは叶わないのでしょうか。

FW:鈴木武蔵 5.0

70分イン。チャンスを作るところまでは良いのですが、フィニッシュが枠に飛ばない……。鹿島戦に続いて狙いは本当に良いのですが。

FW:山見大登 5.5

83分イン。短い時間ながら存在感は出ていました。あとは結果ですね。衝撃ゴール再来とは言いません。泥臭く決めてくれれば充分です。

監督:ダニエル・ポヤトス 5.5

前半は非保持、後半途中からは中盤を正三角形にした布陣は評価に値しますが、選手交代自体は出し負けた印象。現実路線も必要に感じる頃でございます。

 

 アウェイ浦和戦は負けない舞台ですが、そろそろジンクスも怪しい頃。信じていますが、現実路線への一時変更も頭にあるはずです。個人的には、宇佐美貴史の能力を最大限発揮できる布陣を見てみたいのですが。

 それではまたお会いしましょう。またね(*'▽')ノシ