青黒水龍のガンバ備忘録

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【ひとくち記事 #2】山下良美主審は本当に『力不足』なのか?

 おはようございます⚡️

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です⚡️

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 今回は、ひとくち記事第2弾として、昨今のJリーグ界隈を賑わせている主審の『山下良美』さんについて書いていこうと思います。

 まず、なぜ山下主審がJリーグを賑わせているのか。これについて、この記事に行き着いた方ならばご存知の事と思いますが、確認を兼ねて軽くおさらいしましょう。

 山下主審は2021年にJ3リーグで初の女性主審として試合を裁きました。翌年にはJ2とJ1でも主審デビューを果たし、カタールワールドカップにも国際審判員として派遣されるなど躍進していたことは記憶に新しいです。

 しかし一方では、主審を担当した試合でジャッジに不満が多く出る等、審判員としての実力を疑問視する声も少なくありません。また、J3からJ1までのステップアップが早すぎるのではないかという声もあります。

 実際、山下主審が担当して荒れた展開になった試合が今年だけでも複数あるなど、個人的にも疑問に思わないと言えば噓になります。

 ただ、その疑問は事実なのでしょうか? 今回は、個人的に思うことも含めて記事にまとめていきたいと思います。

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1.山下主審のステップアップは早すぎるのか

 こちらですが、現在も活躍されている主審を数名ピックアップして比べてみました。

・山本雄大 J2初主審:2009年3月25日(09年度J2リーグ18試合担当)J1初主審:2010年4月25日(10年度J2リーグ13試合・J1リーグ10試合担当)

・荒木友輔 J2初主審:2013年5月3日(13年度J2リーグ8試合担当)J1初主審:2016年3月12日(16年度J2リーグ11試合・J1リーグ10試合担当)

御厨貴文 J2初主審:2020年12月13日(20年度J2リーグ1試合担当)J1初主審:2022年3月6日(22年度J2リーグ7試合・J1リーグ11試合担当)

・今村義朗 J2初主審:2007年8月30日(07年度J2リーグ5試合担当)J1初主審:2010年5月1日(10年度J2リーグ18試合・J1リーグ6試合担当)

・山下良美 J2初主審:2022年7月10日(22年度J2リーグ5試合・J1リーグ2試合担当)J1初主審:2022年9月18日

 

 うーん……確かに早くは感じますが、一点だけ留意すべきポイントとして、なでしこリーグ初主審:2013年9月21日というものがあります。これを加味すれば、キャリア事態は長い方になりますので一概に早すぎるとは言えません。ただ、なでしこリーグで副審をやっていたみたいなので、Jリーグでも副審を担当する試合があっても良いかな……とは思います。

 

2.山下主審の担当試合は荒れるのは事実か

 これに関しては、試合によるとしか言いようがありません。2023年度に入ってから、J2第8節清水エスパルス-東京ヴェルディとJ1第11節横浜FC-アルビレックス新潟の2試合が印象強く残ってしまっていますが、J1第6節湘南ベルマーレ-ガンバ大阪やJ1第12節コンサドーレ札幌-FC東京の試合では特に問題を感じることなく試合を裁いていました。

 ではなぜこれらの差が生まれたのか。それはチームのスタイルが大きく影響していると思われます。

 ガンバ大阪コンサドーレ札幌FC東京はポゼッションを重視するチームです。これらは一概ではなくとも強度で圧倒する形をとらない傾向にあります。

 そして、山下主審はファールの際にアドバンテージを見るために笛を鳴らすのを数秒待つことが多いです。これが一長一短で、正確にアドバンテージを入れられる反面、強度の高いプレーが続くと負傷者が出る原因ともなります。

 転じて、ガンバや札幌、FC東京等のチームは山下主審の裁定と相性が良く、良い主審に見える反面、相性が悪く能力の低い主審に見えるチームが出てくるのではないでしょうか。

 もちろん、クラブのスタイルと関係無く良いジャッジをして欲しいというのは偽らざる本音ですが、昨今のジャッジに対する不満の爆発具合を見ると、スタイルで合う合わないがあるのも戦いのひとつになって面白いかもしれませんね。

 今回の記事はこれで終わりです。また新しい記事を書いていきますので、読者登録していただけたら嬉しいです。

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