【試合感想】25節/vsサガン鳥栖戦の試合を観た感想と採点【神GKに苦しめられる身になる】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回はアウェイ鳥栖戦の感想&採点をやっていこうと思います。
この試合、実はリアルタイム視聴するかどうかを当日まで迷っておりました。と、言いますのも、前提として私はガンバサポであると同時にホロライブリスナー、通称ホロリスでもあります。
そして、この日は20時からホロライブサマーライブという大規模なオンラインライブが予定されておりまして、19時キックオフのガンバと後半がブッキングする事態になっておりました。
両方に集中できないのは拙い、前半だけ見て後半は後なんてできるわけがない、有料ライブをアーカイブ視聴にするのも口惜しい、と優柔不断を発揮して1週間迷い散らかしていた次第でございます。
最終的には、両方に集中できないのを覚悟で同時に見る選択をしましてガンバの試合を付けたのです。顛末は最後にでもしましょうか。
【感想】
それではまず、いつも通りガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節から変更は二人。クォン・ギョンウォンに代わって佐藤瑶大が久々の先発。また、前節ゴールを決めた宇佐美貴史が下がって食野亮太郎がスタメンを拝命しました。最近のガンバはゴールを決めた選手をベンチに下げてローテする采配をしていて、リスキーにも感じますが、今のところ謎な位上手く回っています。
試合は序盤の入りがイマイチでプレスからのミスをちょくちょく拾われていましたが、全体的には押せ押せ……ただ、チャンスはすべてGK朴一圭に防がれていました。
ジェバリのチャンスもダワンのヘディングも全部止められました。プレスでうまくスローインを取ったと思ったら、DF原田に巻きのミドルパスで繋がれてひっくり返った瞬間もありました。
形は大いに作っていました。左右のWG……この試合は食野の調子が良かったように思います。WGらしい突破から決定機を作るも、ゴールには至らず。
前半のスタッツを見て、少し不安な感じはありました。押し込んでゴールが奪えない、其れ即ち敗戦の断り也。
後半もムード自体は変わらず、得点の匂いはし続けるもGK朴のビッグセーブが止まらない。そうか相手から見た東口順昭とはこうなのだな。
ちなみに、押し込んで取れないチームの失点パターンですが、大きく分けて2つ。ロングカウンターとセットプレーです。
61分、DF原田からロングボールが送られると、MF長沼が黒川を抜き去って独走、東口の処理ミスを誘うフェイントで無人のゴールに決められ失点。
と っ て も ま ず い
押し込みの負けパターンではないだろうか、このようなゴールから勝った試合などあり得ないほど覚えがある。ペースを握られるかもしれない。
そう思いました。
そうなりました。それから15分くらい鳥栖ペースで、前線の富樫に苦戦し、サイドをはっきり使われる時間が長くなりました。
ガンバは貴史、石毛の投入で流れの打開を試みるも、完全に戻すには至らず。作ったチャンスも全部GK朴に処理されますし。カウンターで失点、GKは大当たり、流れも良くない。あかん奴やんけ! と思ったサポーターは少なくないでしょう。
CKのこぼれ球から貴史が挙げたクロスをキャッチされたときに、試合終了の笛を覚悟しました。しかし、手前のプレーでGK朴が遅延行為によるイエローカードを貰っていたためか、試合はもう少し続行。……も、MF森谷に収められ、サイドの深い位置へ。そのままコーナー際でキープして試合終了を狙ったのでしょう。当然です。
しかし、ガンバは早々に奪い返すと、山本悠樹から途中出場の鈴木武蔵へロングパス。これを頭で裏に落とすと、こちらも途中出場、それも久々の山見大登がDFファン・ソッコを千切って裏に抜け出し! 右サイドではアラーノが爆走上がりを見せていましたが、自ら持ち運んだ山見がシュートを撃ち、これがここまで散々神業を見せてきたGK朴の手をわずかに超えてサイドネットにゴールイン!
ラストプレーでの同点でした。勝ちに等しい分けであったと言えます。
採点の難しい試合になりました。それでもやっていきます。
【採点】
・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はツイート……ポストのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 5.5
失点シーンは痛恨のロスト。ただ、それ以外は安定感高くプレーしていたかと。冷静にヒガシは飛び出してのロストを年1くらいでやるので、今年はもうない……はず?
DF:髙尾瑠 6.0
ポイントを見定めた攻撃参加からクロスでチャンスを作り出すシーンもあり。トイメンの菊池には大きな仕事はさせず。
DF:福岡将太 5.5
広範囲のカバーリングで最終ラインの守護者に。ただ、楢原に苦戦し良い形でシュートを撃たれる姿も。
DF:佐藤瑶大 5.0
パスミスでピンチになるシーンもあるなど、やや苦戦した様子。途中出場の富樫を止めきれない展開もあった等、良さよりも反省点が目立った印象。
DF:黒川圭介 5.5
攻撃参加で良さを発揮するも、失点シーンでは長沼に背後から追い越される失態。それ以外は良かったと思うだけに惜しい瞬間でした。
MF:ネタ・ラヴィ 5.5
ワンプレーがスペシャルな選手なのは変わらず、要求だけが高くなっている自覚はあります。それでも、脇の位置から斜めのパスで大ピンチを招く瞬間をどうにかしたい。
MF:ダワン 6.0
前半に決定機のヘディングシュートがあるも、GK朴のスーパーセーブに阻まれ。もう少しクロスを挙げても良いと思いました。
MF:山本悠樹 6.5
チームの王様であることは間違いなし。ラヴィに見劣りしないターンで相手を剥がし、ボールを前に運ぶ。海外の目がコワイです。
FW:ファン・アラーノ 6.5
逆サイドまで出張して数的有利を作る動きをしながら、96分にあの爆走……恐れ入ります。守備でも良いシーンがありました。
FW:食野亮太郎 6.0
前半に見せた深い位置からの切り込み突破は、本来のWGに求めていた動きに近いはず。これが見られるなら、確かに夏補強は要らなかった。
FW:イッサム・ジェバリ 5.5
確かに抜ければ大チャンスだけど、厳しくない?という所に突っ込む姿は以前から見られますが、もう少しミドルを狙っても良いはず。
DF:中野伸哉 5.5
66分イン。右SBで入りました。本職でない、初出場、保有権のある古巣戦、と難しい要素は揃っていました。評価は後日また。
FW:宇佐美貴史 5.5
66分イン。ジェバリと交代で1トップに入りました。結構ポリバレントな立場ですね……。途中からIHに下がりましたが、やはり前目の方が動き良さげ。
MF:石毛秀樹 5.5
83分イン。左サイド気味でかなり良い感じが出ているのですが、今日は試合展開もあってか印象は薄め。
FW:山見大登 6.5
83分イン。ラストプレーで値千金同点ゴール!!!! 久々の出場で結果を出せるのは、チームとしての自力がある証拠でもあります。
FW:鈴木武蔵 6.0
89分イン。ラストプレーで山本悠樹からのボールを奇麗に裏へ落としました。前々から、順応の意思は強く、中々結果に繋がらない中でのワンプレーに感動です。
監督:ダニエル・ポヤトス 6.5
リスキーにも見える先発の入れ替えが毎試合のように功を奏している現実は中々目を疑うレベル。それほどに競争が激しいのかと思うと嬉しくなりますね。
おそらくシーズン前半なら、追いつくことなく散っていたような内容でした。それだけにこの同点劇……試合終盤でも点を決められるようになったことは嬉しい限りです。
それではまた次節、お会いしましょう。配信もよろしくね(*'▽')ノシ