青黒水龍のガンバ備忘録

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【試合感想】26節/vsコンサドーレ札幌戦を観た感想と採点【遂に訪れたと言いましょう】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 今回は、J1第26節のアウェイコンサドーレ札幌戦の試合を観た感想と採点をやっていきます。

 内容に関して多くを語る気はありませんし、私は戦術に詳しいわけでもありません。X(Twitter)に蔓延る害悪サポーターの真似事をする気もありませんし、逆に聖人ぶるつもりもありません。

 私が綴りますのは、その試合で起きたこと……それに対して私めがありのままに感じたことでございます。好調の中で起きた1試合で狂ってしまうような心構えの足りない方はぜひ、当ブログで正気を取り戻していただければ幸いです。

 さて、試合は誰もが見ての通りの0-4での完敗になりました。まるでシーズン序盤で何度か見たような点差ですが、個人的には神戸戦、鹿島戦、湘南戦と並べる気にはなりません。というか4失点て今シーズン4回目なんですね(笑)

 先に、Xで多くの方が疑問視されていた部分(この点で発狂したポストをしているサポもいましたね)について、私なりの見解を出しておきます。

 クォン・ギョンウォンのスタメン出場についてですが、これについて過剰に疑問視している人は選手選考について考えたことがないのかもしれません。

 単純に考えられる理由は二つ。佐藤瑶大のコンディションが万全じゃない可能性。正直今日の試合も決してキレがあるとは感じませんでした。鳥栖戦も対人の部分で不安を見せる場面はありました。

 もうひとつは、0トップ気味のフォーメーションが多い札幌FWスパチョークやキム・ゴンヒ対策に置いた可能性です。私はこちらではないかと思っています。実際は小柏が復帰即スタメンで、スパチョークと流れるサイドが反対になるなど、完全に読みを外す格好になりましたが、三浦弦太がいない以上対人CBはディエゴの役目になります。

 試合全体の感想に入る前に、ガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節からの変更点は1枚。佐藤瑶大がクォン・ギョンウォンに代わりました。ベンチメンバーは宇佐美と石毛が外れて福田、そして復帰となる倉田が入りました。

 試合は終始札幌ペースで、ガンバが握る時間は15分もありませんでしたね。ネタ・ラヴィへのコースを徹底的に切り、ジェバリへのボールよりもアラーノと食野が受ける眺めのボールをインターセプトすることを優先する。この二点を徹底された結果ではないと思います。そしてその状況を打開するための選手がベンチに控えていなかった……更に、途中から3バックに変更しましたが悪化しただけになりました。これも結果論ではベンチ選考のミスかなと。

 失点シーンを見ると、序盤に多かった大外を抉られてのパターンではなく、アンカーの脇を狙われた形が目立ちます。ここ数試合の失点パターンは大半がそのアンカー脇ポケットになるので、ここの改善は必要になります。

 一方攻撃シーンですが、食野とアラーノの突破でチャンスを作るシーンがいくつかあったものの、ジェバリに良いボールが入る回数は極端に少なくなりました。縦に速いボールに対して、DF宮澤の対応が終始良かったことも敗因として挙げられます。

 また、札幌の基本になるマンツーマンと素早いプレスに苦しむことは試合前から分かっていたことで、前日コメントの段階でポヤトス監督も言及していました。そこを剥がすことが前提になりましたが、ここも剥がせずという事態に。試合後コメントの「戦い方を間違えた」とはそういうことなのでしょうね。

 負け試合について長々と語ることは致しません。採点に入るとしましょう。

Howling

Howling

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【採点】

・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はポストのリプライでお願いします。

 

GK:東口順昭 5.5

4失点とはいえ、ビッグセーブもあり。しかしロングボールの精度はいつもより悪かったように思います。

DF:髙尾瑠 5.0

MFスパチョークを全く止められず。早々にイエローを貰ったこともあり、攻撃でも違いは見せられず。

DF:福岡将太 5.0

こちらもMFスパチョークに手を焼き、ビルドアップで形を作れず。失点シーンではマーク対象をフリーに。

DF:クォン・ギョンウォン 5.0

FW小柏に対して後手に回る展開を覆せず。ビルドアップで貢献できない中、対人で戦えなくては試合は難しくなる一方です。

DF:黒川圭介 5.5

MFルーカスに手を焼くも、彼自体に決定的な仕事はさせませんでした。ドリブルでは囲まれ失うシーンもありました。

MF:ネタ・ラヴィ 5.0

失点シーンではセルフジャッジでロストする等、いつもの精細は感じられず。夏場は厳しいかもしれないですね。

MF:山本悠樹 5.5

効果的なパス出しはできず。ロストからピンチを招くシーンがあるなど、チームを上向かせることはできず。

MF:ダワン 6.0

攻め込まれ続ける中で、ダワンが輝く時間はあまり長くなかったように思います。孤軍奮闘の時間もありましたが……。

FW:ファン・アラーノ 6.0

シャドー気味の動きを対策され、存在感薄し。ジェバリを封じられると一緒に消えてしまうことがあるのは難しいところ。守備では貢献するシーンもありました。

FW:食野亮太郎 6.0

試合中の数少ない希望でしたが、結果には繋がらず。もっと貪欲にセンターから裏を狙っても良いかと。

FW:イッサム・ジェバリ 5.5

中心で奮闘するも、封じられ輝けず。無理気味な形からミドルを放つシーンは代表戦以外ではあまり見られませんね……?

MF:倉田秋 5.0

58分イン。食野と入れ替わることで全体の強度を上げる目的と思われますが、完遂ならず。

DF:佐藤瑶大 5.0

66分イン。3バックに変更する役目で投入されましたが、違いを出せずに不完全延焼。4失点目のミドルは腕に当たっていました。

DF:中野伸哉 5.5

66分イン。右WBというあまり見ない位置でのプレーでしたが、決して悪くはないかと。最後のシーンはシュートに行ってほしかった。

FW:山見大登 5.5

73分イン。状況打開を求められての投入で、数字が動かなかったものの僅かに流れを引き寄せる瞬間はありました。

FW:鈴木武蔵 5.5

73分イン。最後のヘディングは枠内に飛ばしてほしかった。ポヤトスのやりたいことを忠実に実行する意思は毎試合感じています。あとはゴールのみ……と思います。

監督:ダニエル・ポヤトス 4.5

ベンチ選考でミスor不運が出ましたね。個人的には柳澤と石毛を入れなかったことが(負傷等で無いなら)明確なミスで、宇佐美がいないことは不運でした。今日の結果自体は、一年を通して見れば大事ではないので早々に切り替えて次に行くことが肝要であると思います。

 

久々にこんなボコされ方をしましたね。私自身は7月に入るころには。勝てなくなる時期が来ると予想していました。ここからシーズン序盤のような試合が増えたとしても、恐れず前を向き、サポーターは理解して見ていくことが何よりも大切であります。

 それではまた来週。配信もよろしくお願いします。またね(*'▽')ノシ