青黒水龍のガンバ備忘録

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【試合感想】27節/vsアルビレックス新潟戦の試合を観た感想と採点【果てなき大海のような】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 さて、Jリーグも終盤に入りましたね。我らがガンバは奇跡的に安全圏(降格圏と勝ち点差12)となっております。序盤15試合くらいを考えれば本当に復活しましたね。ちなみにJ1の上位争いの状況はご存じですか? 私は順位表を見るまで鹿島が3位になっていることに気づきませんでした。

 J2は首位を独走していた町田がここにきて足踏み。優勝争い経験不足がここに来て効いています。その隙に、圧倒的なスカッドを持つ清水エスパルスが勝ち点差5まで詰めています。また、制裁絡みで苦戦が予想されたジュビロ磐田も自動昇格争いの中心にいます。残留争いに目を向けると、21位金沢が残留ラインと勝ち点差4と1試合圏外に押し出されました。

J3愛媛FCこそ独走していますが、2位争いは大混戦状態です。まるで大海賊時代のような群雄割拠です。7位奈良クラブまで勝ち点差3、2試合圏内の勝ち点差6まで見ると11位ガイナーレ鳥取も昇格争いと見て良いでしょう。順位が目まぐるしく変動するので、1勝1敗が大きく響きます。面白いです(高みの見物)

 話がそれましたね。さて、我々ガンバは優勝の可能性が消え、残留もたぶん大丈夫だろうという所まで来たわけですが、本来の目的を忘れかけてはいませんか?

 今節はそれを思い出すような試合になりました。

 まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節からの変更は2枚。クォン・ギョンウォンに代わって佐藤瑶大がスタメン復帰。また、イスラエル代表から戻ってきたネタ・ラヴィはベンチスタートとなり、倉田秋が久々の先発を勝ち取りました。

 新潟はGK小島を含めたビルドアップから攻撃を作り上げる、比較的スタイルの似たチームです。そこで、倉田・食野・アラーノと強度のあるプレスをかけられる選手を選定していることが読み取れます。高い位置から奪って速攻をかけることも視野に入っていたでしょう。

 実際、前半はコースを限定して新潟のパスを制限し、中盤で奪って攻撃を仕掛ける場面も見られました。ただ、決定機を決め切れず怪しい雰囲気が出ておりました。

 ただシュート11本枠内9本とスタッツは悪くないものでした。

 後半に入ってもお互いに交代はせず、若干新潟に押し込まれる時間が増えて参りました。しかし、徐々に押し返すと、63分。相手の左サイドから黒川圭介のクロスをクリアされたボールを食野亮太郎が回収。ドリブルで中央に入り込むと、若干体勢を崩しつつもミドル! ダワンでブラインドになったシュートは小島の目の前でバウンドしてゴールイン!

 ミドルを撃ってこそ食野亮太郎! 最初にボールを拾った時は「審判邪魔や!」と思いましたが、結果オーライです。

 直後、前半から怖かったFW長倉含む2列目を一気に交代してきたことで、正直勝ったなと思いました。慢心良くないですね。フラグでした。

 83分、MF高木に縦パスを差し込まれると、ワンタッチでポスト。それを拾ったMF三戸が佐藤を一瞬で突破、東口順昭と一対一を作られ決められました。

 終盤にはクロスにイッサム・ジェバリが合わせてシュート、ファン・アラーノがミドル、石毛秀樹のミドル2発と決定機を連発しましたが決め切れず。ドローに終わりました。

 さて、この試合賛否両論あると思います。何気に3戦勝ち無し、止まらない失点等課題は見えています。ただ個人的には、この試合を以てネガるのはいくらなんでも早計の極みと断言いたします。

 まず、編成面での課題になっていたWGの片方は食野亮太郎で固定できていること。前を向く意識、切り込む意識、強度いずれを見てもアラーノと並んでの1番手と見て良いでしょう。

 続いて倉田秋の復帰。相手によりますが、左WGとして充分目途が立っていると思います。この勢いに続いてほしい選手が複数いますねえ。

 そもそも昨年のこの時期を思い出せますか? ちょうど29節の神戸戦でした。1-2で負けたやつです。あの時の絶望を忘れたとは言わせません。来年はJ2か……と完全な闇落ちをキメていた時期です。ちなみにこの時私は、次期監督はロティーナが良いなと思っていました。3年かけて復活しようとか考えてましたね。

 それが1年でここまで戦えるようになったのです。今年の目的を忘れてはなりません。優勝はあくまで第一ではないのです。戦術の浸透・戦略の継続・選手の見極めです。本番は来年か再来年か……我々サポーターもモラルを持って応援していきたいと思います。

Howling

Howling

  • 大神ミオ
  • J-Pop
  • ¥255

【採点】

・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はポストのリプライでお願いします。

 

GK:東口順昭 6.0

出番は決して多くなくも、飛び出し等は概ね問題ないかと。失点シーンは1vs1でしたが、ヒガシならば……と思うのは高望みですかね

DF:髙尾瑠 5.5

テンポの良い攻撃参加で右サイドを活性化させ、守備ではMF小見に仕事をさせず。ただFW長倉が流れて来た時は良いようにやられた印象。

DF:福岡将太 5.5

ここ最近キレが良くないような……。CBの層が開幕より薄くなっているので、しっかり休養して次につなげてほしいところ

DF:佐藤瑶大 6.0

繋ぎ良し、対人良しと抜群の出来だと思っていましたが、83分に一瞬の隙を突かれて失点。あの瞬間だけでしたね……。

DF:黒川圭介 6.5

攻撃的SBとしての良さは如何なく発揮するも、守備時は交代で入ってきたMF松田に随分手を焼きました。まぁ疲労もあるでしょうが。

MF:山本悠樹 7.0

アンカーとしてスタメン。正直凄く良かったと思います。受けて運ぶ動き、繋ぎも良しと、本来なら固定されるレベルにあるかと。

MF:ダワン 6.5

空中戦の良さは少々大人しかったですが、地上戦では見事な奪取を見せていました。もう少しゴールに貪欲になっても良さそうなものですがね。

MF:ファン・アラーノ 5.5

悪かったとは言いません。良いシュートブロック2本は運もありました。ただ、68分のシュートは枠内に飛ばしてほしかった。23分も含めてどちらか決まっていれば。

FW:食野亮太郎 6.5

右WGでスタメン。前を向く意識良し。入り込んでシュートを狙う、本来ポヤトス監督が求めるWGに近づきつつあります。足を振ってこそ食野です。

FW:倉田秋 6.0

久々の先発ながら、闘将としてチームを引っ張る役目を遂行。繋ぎも改善が見られましたので、今後も相手を見つつ起用される予感です。

FW:イッサム・ジェバリ 5.5

収まりは良かったものの、シュートは中々決定機を生み出せず。CKからターゲットになる機会が少ない気がするのは気のせいですかね?

MF:ネタ・ラヴィ 6.0

70分イン。アンカーに入り、山本悠樹の役目を引き継ぎました。奪われない上手さは流石としか言えません。

DF:中野伸哉 5.5

77分イン。右SBに入ってのプレーとなりましたが、まだ少しフィット不足を感じます。本職の左でも一度見たいところですね。

MF:石毛秀樹 6.0

77分イン。終了間際に決定的なミドルが二発。どちらか決まっていればヒーローでしたが、現実は無慈悲でした。

FW:宇佐美貴史 5.5

77分イン。内に絞って右の攻撃を強化する動き、黒川へのスペース供給など、狙いは見えていましたが結果には繋がらず。もっと切り込む姿が見たいです。

MF:福田湧矢 5.5

89分イン。右WGに入りました。ただ後半ATはセットプレーも多く、良さを出す時間はほぼ無かったと言えます。

監督:ダニエル・ポヤトス 6.0

できることはしたと思います。メンバー固定で疲労が溜まっていそうなのが気になりますが、ベンチ外組は厳しいのでしょうか? 残留決まってからで良いので見たい気がしています。

 

浸透・継続・見極めが進んでいるのは良くわかります。今オフはそれなりの覚悟を持って臨むべきでしょうね。我々サポーターも今まで通りとはいかないでしょう。ちなみに私の注目ポイントは以下の二つ。

・GK一森を戻すのか(戻せるのか)

・DFギョンウォンの契約はどうなるか

 逆に言えば、それ以外はそこまで重要視していません。例年通りなら、ある程度なるように成ります。

【お知らせ】

 9/24をもちまして、ストリーマー・青黒水龍としての活動は終了となります。それにつきましての当ブログですが、今シーズンいっぱいは現行の運用を続けることで決定しております。

 来シーズンの運用については、まだ未定となっておりますので決まり次第追ってお知らせいたします。よろしくお願いします。

 それでは、またね(*'▽')ノシ