青黒水龍のガンバ備忘録

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【試合感想】29節/FC東京戦を観た感想と採点【トンネルにT字路は無い】

 おはようございます⚡ガンバサポーターの水龍です。

 今回は鬼門と名高い味スタで行われたFC東京戦の感想戦をやっていこうと思います。

 まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節からの変更は3枚。右SBが髙尾瑠に戻り、CBも福岡将太に代わってクォン・ギョンウォンがスタメン。また、前節負傷交代のファン・アラーノはベンチ外。代わりに倉田秋がスタメン入り。

 と言っても、今回は内容について触れるつもりはありません。試合をご覧になった方ならば、今節が相当虚無だったことをご存じだと思います。

 まず、現在ガンバ大阪が抱えている問題・課題を整理するところから始めましょう。

 私が考えている部分は、まず……

・DFの層が薄い 最大級の問題と考えています。今節は直近で不調だった福岡将太に代わってクォン・ギョンウォンがスタメンに入りましたが、残念ながら序列が変わる雰囲気は感じられませんでした。三浦弦太の復帰で今シーズンいっぱいは大丈夫だろうと思いますが、来シーズンに向けては明確な補強ポイント。佐藤瑶大は根気強く起用し続けることもありだと思いますが、もう一枚は外国人枠を使って余程の選手を取っても良いかと。

・WGの選択肢が少ない この夏にもWG補強の噂はありましたが、流れた模様。現状は食野亮太郎、ファン・アラーノ、宇佐美貴史倉田秋が主な選択肢となりますが、目の前の相手を突破して切り込む事に強みを出せる選手が少ないという現状があります。おそらく一番近いのは食野だと思うのですが……(開幕前は、ユース組は苦戦するだろうという見方が大勢だったので、今列挙してみて意外に思いました)ここは兼ねてよりの補強ポイント。外国人枠を割いての大型補強に期待したいところです。

・ジェバリの控え 現在の一番手は宇佐美貴史でしょうか。とはいえ、CB・WGの両方に大金を使うとなると、必然的にCFは人員整理程度しかできないと思います。私としては、宇佐美貴史がWGとCFを兼任する形で納めて良いかなと。

 主にこの3つになります。もちろん、SBの控えやGKなども頭をよぎりますが、SBは黒川圭介と半田陸が圧倒的なので、来季を見据えれば大きな補強に踏み出す余裕は無いかと。GKも一森のレンタルバックに成功すれば、シフトすれば良いと思っています。失敗しても東口順昭ならば繋いでくれるでしょう。少なくとも喫緊の課題では無いかと。

 また、ポヤトス監督が単年契約で、来季の更新がまだ決まっていないという驚きの情報が入り込みました。ここ暫くの状況は来シーズンの布石もあると思いますが、迷いやら色々なものが積み重なっていそうです。それに、カップ戦はどちらも敗退、リーグもおそらく残留だろう(湘南と横浜FCが4勝以上、柏2勝以上等の条件が重なる必要あり)と思われますのでモチベーションの保ち方も難しさを感じる可能性はあります(2020年は優勝争い、2021年と2022年は残留争い)

 そのため、私としては前節くらいから勝ち点は考えないようにしています。どうにも、ここから湘南と横浜FCが3連勝とかするまでは考えることも栓が無いように思いますし。

 さて、気は進みませんが採点へと向かいましょう。

曇天羊

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【採点】

・いつも通り、5.5~6.0を基準として独断と偏見で採点をしていきます。異論はポストのリプライでお願いします。

 

GK:東口順昭 5.5

3失点の責を求めるのは酷ですが、人外セーブがもうひとつ、ふたつ出ていれば……と思うのはあんまりですね。

DF:髙尾瑠 4.5

積極性、プレー精度共に厳しい仕上がり……特に3失点目のFW俵積田に突破されたシーンは頭を抱えてしまいました。

DF:佐藤瑶大 5.0

ここに来て、負けてはいけない所で負けるシーンが目立つように。技術云々よりも自信を取り戻す方が先決に感じます。

DF:クォン・ギョンウォン 4.0

起用の理由は分かります。しかし、その理由ポイントで負けていてはどうしようも……。

DF:黒川圭介 5.5

希望を感じる切り込みも、トイメンのDF長友に苦戦。まだ代表は早いのか、見るべきポイントを間違えているだけなのか。

MF:ネタ・ラヴィ 6.0

数少ない希望も、終盤には彼を飛び越えてしまうプレーが散見。焦らずに未来を見据えて冷静に行きたい。

MF:ダワン 5.5

速い時間にイエローを貰い、万全のプレーには至らず。その中でも決して悪く感じなかったのは、実力と言うべきか。

MF:山本悠樹 5.5

IHに戻って、良いプレーは見られたものの、どうも1トップ宇佐美貴史との相性はあまりよくないようにかんじます。

FW:食野亮太郎 5.5

切り込みアタッカーとしては良い部分が出るも、数字には繋がらず。諦めず、足を振る。忘れないことが大切です。

FW:倉田秋 6.0

数少ない光に思いました。今年は中々見ることが無かった、ボランチ出身らしいスルーパスもあり、ドリブル突破もありと良さが光りました。

FW:宇佐美貴史 5.5

1トップに入り、そこそこ悪くなかったように思います。ジェバリとはかなり異なるアプローチで混乱を招くシーンもありましたが、決定機創出も。有りな気がします。

FW:イッサム・ジェバリ 5.5

55分イン。前線で納めるプレーは良さがあるも、コンディション不良を感じます。終盤にはゴラッソが決まるもオフサイド……。めげずに足を振ろう。

DF:福岡将太 5.0

65分イン。途中出場でディエゴと組みましたが、改善ならず。自身の良さも出ずに終わってしまいました。仕切り直しの時。

MF:石毛秀樹 5.0

65分イン。試合の流れを変えるべくの投入でしたが、悪化する流れに呑まれていった印象。思い切ったプレーが求められそう。

MF:福田湧矢 4.5

72分イン。食野の代役を求められましたが、完遂ならず。守備のフォローが遅れ気味になったこともマイナスに作用。

監督:ダニエル・ポヤトス 4.5

完敗の上に内容も伴わず。スタメン選考の部分から疑問があります。出れてない選手はどうなのか、来シーズンはどうなのか等気になることばかり。

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さて、余談になりますが、我々は今トンネルの中にいるのでしょう。トンネルを抜けた先は、トンネルでした……という状態ですが、トンネルには必ず出口があり、それはまっすぐ進んだ先にだけ存在します。

 トンネルにT字路は無い。我々は、ガンバ大阪が目指す道を信じて今日もトンネルを歩むのみです。

 それじゃあまたね(*'▽')ノシ