青黒水龍のガンバ備忘録

見てくれてありがとう- ̗̀꒰ঌ💙໒꒱ ̖́-

【試合感想】20節/vs京都サンガ戦の試合と感想!【総力で走力】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 今回はJ1第21節のホーム京都戦について書いていきたいと思います。

 【感想】に入るのもずいぶん自然になったはず(;'∀')

 この試合、ガンバは15位、京都は14位、勝ち点は同じで得失点差のみ、降格圏とは7差と、残留争いの泥沼から片足を頑丈な地に付けるための大事な6ポイントマッチであります。京都には一美とパトリックが在籍し、特にパトリックはアウェイ戦で逆転ゴールを挙げています。その恐ろしさはもはや言うまでもないでしょう。我々ガンバサポは、頼もしさと恐ろしさの両方で脳髄まで染み渡っているはずです。

 さて、まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節からの変更はふたり。累積警告で出場停止の福岡将太に代わり、クォン・ギョンウォンが久々に先発。また、左WGがはまらなかった石毛秀樹に変えて福田湧矢をスタメンに抜擢。その上で湧矢とアラーノを入れ替える変則スカッドで挑みました。

 京都は変わらずの4-3-3でミラーゲームに。ただ、ガンバは4-1-4-1に近い形になって対応をしました。前半は京都の作戦か、ガンバが予定通りなのに上手くいかなかったのかオープンな展開でシュートまで行けない時間が続きました。それは京都も同じで、ハーフタイム段階ではスコアレスドローも充分覚悟する内容……。

 お互いに動きづらいであろうハーフタイムは交代なしながら、京都は前線の並びをズラすような交代をするのに対し、ガンバはアラーノを下げて食野を投入。湧矢を左に戻しました。

 そんな中72分、優位を作って右サイドを上がると、山本悠樹のクロスにジェバリ……は触れず、奥に居た湧矢がダイビングヘッド!!

 脳震盪を経験し不安もあるだろうヘッドで見事ゴールに押し込みました。あの位置で、あの状況でボールが来ると考えて準備をしている。言葉では簡単に言えますが、実際は難しいと思います。執念と本気を感じるゴールでした。

 その後は、パトリック投入でクロス爆撃に入った京都を寸でのところで(当社比)零封。今シーズン初のウノゼロで勝利をつかみ取りました。

 これで直近6戦を5勝1分と完全に巻き返しモード。油断はできませんが、降格圏とかなり差をつけたので精神的にも余裕のサポーターが多いのではないでしょうか? かくいう私も、夏の移籍期間に目を配る余裕が出ています。

 さて、そんな余裕の精神状態で採点と行きましょうね。

 

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【採点】

・いつも通り、6(5.5)を基準として独断と偏見で点数をつけていきます。異論はTwitterのリプライでお願いします。

 

GK:東口順昭 6.0

決定的なピンチを防ぐシュートストップの機会はありませんでしたが、決勝ゴールの起点になったフィードはお見事。ショートパスで無理しない選択が吉。

DF:半田陸 6.0

トイメンは190センチのFW木下。さすがに身長差はどうにもなりませんが、それ以外では特に仕事をさせなかった印象。

DF:三浦弦太 7.0

一美、パトリックとガンバを知るCFを共に封殺。やはりセンターバックの第一役割は守ることだと再認識させられます。

DF:クォン・ギョンウォン 6.0

終盤で交代してしまう不安定さに泣かされるものの、対人の強さはさすが韓国代表。確かな物があります。

DF:黒川圭介 6.0

何度か大きなチャンスを貰いましたが、今回はモノにできず。トイメンの豊川には、これといって何もさせなかったと思います。

MF:ネタ・ラヴィ 6.0

プレスに来た相手を剥がすボール捌きもだいぶ見慣れましたね。素晴らしいのは分かっているので、そろそろ1ゴール見たい頃です。

MF:ダワン 7.0

ゴールにつながる胸パスには全私がどよめきました。最終版は3CBの一角に入るポリバレントさも見せてくれています。

MF:山本悠樹 6.5

序盤はボールタッチが怪しくて不安になりましたが、見事なクロスで1アシスト。完全復活と言ってよいでしょう。

FW:福田湧矢 6.5

値千金決勝ゴール! ここまで数字が付いてこない試合ばかりでパフォーマンスも下り調子でしたが、これを機に復活を期待します。

FW:ファン・アラーノ 5.5

久々の左WGでしたが、トイメンのDF福田に少し手間取ったか。イエローを貰い、もう一枚貰いかねない状態なので早めの交代に。

FW:イッサム・ジェバリ 5.5

前線での収まりは良いのですが、いかんせん決定機を二度も決められなかったのは減点せざるを得ません。ゴール前で剥がしのワンタッチは良し悪しですね……。

MF:食野亮太郎 6.5

63分イン。右WGに入りましたが、精力的なプレーで流れを引き寄せました。ゴールにも絡み、上り調子を期待できる仕上がりです。

FW:宇佐美貴史 5.5

75分イン。5-4-1の1起用という珍しい形でしたが、するべきことはできていた印象。久々のゴールは次節にお預け。

FW:鈴木武蔵 6.0

75分イン。まさかのサイドハーフ起用ですが、高さでクロスを跳ね返し、懸命に守備をしていました。まずはここから一歩ずつ。

MF:石毛秀樹 5.5

89分イン。時間短くも、精力的に走って逃げ切りに貢献。

DF:江川湧清 5.5

89分イン。クォン・ギョンウォンに代わって逃げ切りを拝命。見事成し遂げました。

監督:ダニエル・ポヤトス 7.0

福田とアラーノの入れ替え、食野投入の再入れ替え、5-4-1の逃げ切りブロック等、引き出しの多さを見せてくれました。思った以上に柔軟な戦いができる監督でありがたい限りです。

 

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 次節は柏レイソル! ここもガッツリ6ポイントマッチなのでしっかり勝利したいところ!またね(*'▽')ノシ

19節/vs横浜FC戦の感想と採点【5の対策はいずこにあるか】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 今回はJ1第19節・横浜FCとのアウェイマッチの感想と採点をやっていきます。

 ぬるっと【感想】←入っていきます。

 さて、まずは4連勝と素晴らしい状況でニッパツに乗り込んだガンバ大阪。しかし、我々サポーター衆は楽観視しておりません。というのも、ここまでの4連勝はほぼ上位との対決でありました。それに対し、横浜FCは順位が隣になる6ポイントマッチです。独特の難しさがあるでしょうし、5バックで構えてくるという情報もありました。

 ドイツ代表とスペイン代表も、カタールW杯では日本代表を相手に見事な不覚を取りました。そこからもわかる通り、ポゼッションで上回る際に5バックで構えた相手をどう崩すのか……これは日本国内に限らない課題です。理論では簡単そうに見えますが、実際のところスペースが無くて外回しのパスに終始するのはよくあること。そこから鋭いカウンターを受ければ、浅野が逆転ゴールを決めたあのようなシーンの再現待ったなしです。今年はショートカウンターで何失点してるか……一抹どころじゃない不安を抱えた一戦になりました。

 続いては、ガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節からは3人変更。鹿島戦では休養したネタ・ラヴィとイッサム・ジェバリが先発に復帰。前節で負傷交代した倉田秋に代わって石毛秀樹が左WGに配置されました。

 対する横浜FCは、海外移籍が決まった小川航基はベンチ外。代役としてスピードに秀でたマルセロ・ヒアンがトップに入りました。5-2-3ですが、清々しいほどのカウンター狙い。両WGの山下諒也と小川慶治郎、トップのマルセロ・ヒアンは揃ってスピードスター。自陣で奪って素早く完結しようという意図は見えていました。

 ただ、じゃあ分かったところで崩せるのかと言うとそうではなく。3バック……特にンドカ・ボニフェイスに空中戦で勝てず、地上戦では岩武克也に後手を踏む展開が続きました。そして定期的にカウンターを食らい、冷や汗を増やすという繰り返し。本当に手短にまとめれば、それが90分続いたと言っても過言ではありませんでした。

 ただ、もう少しだけ掘り下げると、そもそもペースをかなり掴まれており、失点してもおかしくない状況で勝ち点1を取りに行く采配をしました。賛否両論あると思いますが、個人的には評価したいと考えています。

 6ポイントマッチとは、順位の近い相手……特に優勝争いや残留争いの時には対戦相手から勝ち点3を得ると同時に、相手が勝ち点3を得られる試合が一つ減るという意味があります。ちなみに今シーズン初のスコアレスドローです。

 実際、順位が近い京都もドローに終わり、ガンバは15位につけています。降格圏とある程度差ができてサポーターもひとつ胸をなでおろす今日この頃でございます。

 さて、スコアレスドローというのは採点が難しいものですが、やると言った以上二言はありませぬ。いざ参る。

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【採点】

・いつも通り、6を基準として独断と偏見で採点します。なお現実は5.5が基準になっているのであります。

 

GK:東口順昭 6.0

ゴールマウスをシャットアウト。少なくともクリーンシートに抑えて勝ち点をつかみ取りました。

DF:半田陸 6.0

トイメンの山下にやや苦戦。スピードスター系は苦手のようですね。まだJリーグで学ぶことはあるはずです。魂のシュートブロックには痺れました。

DF:三浦弦太 5.5

ビルドアップがワンパターンなのに目をつぶれば、良いCBです。マルセロ・ヒアンに負けない対人は光りました。

DF:福岡将太 5.5

相手の構えにはビルドアップもうまく刺さらず。次節は出場停止。不安が募ります。出ずっぱだったのでお休み1回ですね。

DF:黒川圭介 6.0

構えられた相手だとスペースが限られた中で何度か大きなチャンスを生み出していました。結果に繋がらなかったのは残念ですが、無失点に抑えたのはオーケー。

MF:ネタ・ラヴィ 5.5

割り切られた相手を前にすると、揺さぶりも中々効果は出ず。日本の酷暑に対応しきれてないのか、体が重そうでした。

MF:ダワン 5.5

そういえば夏は苦手でしたね。それ以上に負傷離脱しないか心配です。休める試合は休ませておきたいのですが……そうもいきませんね。

MF:山本悠樹 6.0

どうやらIHよりアンカーの方が良さげですね? ただIHでも主力であることは確か。ブロックを破壊するパスを期待します。

FW:ファン・アラーノ 5.5

縦横無尽の動きも酷暑と出ずっぱと引かれたブロックを前に沈黙気味に。チャンスはありましたが、シュートはミートしませんでした。

FW:石毛秀樹 5.0

倉田に代わって左WGで先発も、持ち味を出せず。持ってどうこうしようとするのが良くないのか……正直よくわかりませんでした。

FW:イッサム・ジェバリ 5.0

酷暑とトイメンのンドカ・ボニフェイスを前に沈黙。二度あった決定機はいずれも決め切れず、彼の日ではなかったようでした。

MF:福田湧矢 5.0

62分イン。石毛に代わるも、効果的なドリブルは見られず沈黙。中々壁にぶち当たっている印象です。

FW:宇佐美貴史 5.5

77分イン。ジェバリとは異なるアプローチでボールを引き出そうとしていたのは〇ですが、シュートを撃ってほしい。

DF:クォン・ギョンウォン 5.5

86分イン。押し込まれる中で勝ち点1を取るための采配を理解してくれていました。

監督:ダニエル・ポヤトス 6.0

5バックを相手に効果的な策をたたきつけることは適いませんでしたが、6ポイントマッチを勝ち点1で抑える判断ができていて安心しました。

 

 一時期に比べれば、このような試合でも心に余裕ができているなと感じます。やはり残留圏にいるというのが一番大事なのでしょうね。そんなわけで今回はここまで!

 またね(*'▽')ノシ

 

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【試合感想】18節/vs鹿島アントラーズ戦の感想と採点【雪辱を晴らす日】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 今回はホーム鹿島戦の感想と採点をやっていきます。いつも感想に入るタイミングで迷っているので、今回はヌルっと入ろうと思います。

【感想】

 さて、語りたいことはたくさんありますが、一先ずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節からはイッサム・ジェバリが出場停止、ネタ・ラヴィはイスラエル代表招集の疲れがあるのでしょう。今節はベンチ外になりました。それぞれのスペシャルワンの代役を拝命したのは、山本悠樹、そして怪我から復帰した宇佐美貴史。また、負傷の佐藤瑶大のポジションには三浦弦太が入りました。そして山本悠樹がアンカーに下がったことで空いたIHには石毛秀樹が入り、いつも通りの4-3-3を形成。

 鹿島アントラーズといえば、ここ数年に限らず幾度となく煮え湯を飲まされ雪辱に塗れた記憶がありありと思い浮かびます。直近では、ポゼッションの穴を狙われて4失点大敗……そもそも442でしっかりブロックを作ってくる相手にポゼッションは相性が良くないと考えています。

 ただ、鹿島アントラーズも超主力のディエゴ・ピトゥカが累積で出場停止のチャンス。

 試合に入ってまず驚いたのは、ボールを持って試合を支配している!! アンカーの山本悠樹からボールが散らされ、右サイドを中心に前進している! 球際も負けてない!! 相手は鹿島アントラーズぞ!? これは夢か幻か?

 刮目したままの15分。右サイドに引きつけたところで山本悠樹から黒川圭介。連動して倉田は囮の動き。黒川が中に切り込むと、石毛秀樹にパス。ワンタッチで美しいヒールパスが黒川の足元にピタリ――ダイレクトで振りぬいた右足から放たれたグラウンダーのシュートは見事に右隅に突き刺さって先制!!!!

 美しい、素晴らしいゴールでした。SBが得点を取るお手本のような形で、これだけでパナスタに足を運ぶ価値が、DAZNを契約する価値があると言えるでしょう。シーズン序盤はほとんど見られなかった姿でしたが、30分にも同じような形から石毛の反転シュート! はポストをぶっ叩きました。パナスタのポストはよう弾きよる。

 しかし34分、黒川のクロスからダワンがヘッド! GK早川に止められたかと思いましたが、こぼしてゴールイン!! これも右で引きつけて左の形ですね。再現性の高いゴールが生まれたこともあり、前半は終始試合を支配していました。鹿島にここまで何もさせなかった記憶はどこにも無いですね。

 しかし後半の立ち上がり、セットプレーから最大警戒対象のFW鈴木優磨に決められ……と思いましたが、オフサイドで助かりました。勢いよく交代カードを切って戦況を変えようとする鹿島に対して、冷静に対応していたと思います。しかし、ガンバの完成度はまだまだだと言える終盤。押し込まれてセットプレーからDF植田直通に決められ1点差。最後は何とか逃げ切り、4連勝! 4連勝ですよあなた! いつ以来でしょうかね。

 特に鹿島に勝てたというのが嬉しい。これは多くのガンバサポが同意するところだと思います。

 そんな素晴らしい勝利でも、採点というものは常にございます。仏の気分ではありますが、やっていきましょう。

 

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  • 今までの苦しみを乗り越えて、上位に向かって羽ばたくチームの序曲にぴったりです。

【採点】

・いつも通り、6を基準として採点していきます。意見や異論はツイートのリプライでお願いします。

 ところで、サカダイさんもそうなのですが、6を基準と書いてはいますが実質5.5が及第点になってますよね。自分でやってて気になってます(笑)

 

GK:東口順昭 6.0

失点シーンはノーチャンス。それ以外に危険なシーンは少なかったが、ビルドアップの精度が上がっているように思います。

DF:半田陸 6.5

右サイドを封殺しつつ、自らはアラーノと組んで頻繁に攻撃参加。起点として大いに活躍しました。

DF:三浦弦太 6.0

鹿島FWに仕事をさせない鉄壁ぶりに惚れ惚れします。強烈な持ち上がりや目を見張るような縦パスは中々見られませんが、対人守備は一級品。

DF:福岡将太 7.0

鈴木優磨を相手に一歩も引かぬ守備、素早いカバーリング、鋭い持ち上がり、正確なビルドアップ、どれを見ても素晴らしいです。今や外せない存在。

DF:黒川圭介 7.5

1G1A、どちらもビューティフル! 特にゴールシーンは教科書のようでした。攻撃SBの本領発揮!

MF:山本悠樹 7.5

ラヴィ不在を感じさせない堂々たるアンカーぶり。鈴木優磨をさらりと躱したシーンは会場を盛り上げました。

MF:ダワン 6.5

得点力があり、空中戦に強く、走力があり、守備が上手い。なんて都合の良い選手なのでしょうか。数少ない弱点はサイドに張ったときの展開力でしょうか。

MF:石毛秀樹 6.5

ヒールでのアシストは芸術的。守備的なダワンとの相性も良し。テクニカルながら走りを厭わない姿勢が素晴らしいです。

FW:ファン・アラーノ 6.0

何でもできるWGとして攻守に躍動。左サイドに出張して数的優位を作る動きは、アラーノの走力だからこそ為せる業。

FW:倉田秋 6.0

先制点シーンでは囮の動きでスペースを作りましたが、無念の前半負傷交代。軽傷であれば良いのですが。

FW:宇佐美貴史 5.5

目立ちはしませんでしたが、ロングフィードをワンタッチでアラーノに浮き球パスをピタリと通したシーンは流石の一言。関川と競らない選択が功を奏し続けました。

FW:食野亮太郎 5.5

28分イン。地味ながら、献身的なプレーでした。二度あったゴールチャンスはどちらか決めたかった。1点出れば変わりそうなのですが。

MF:山本理仁 5.0

70分イン。あわや退場かというシーンもあり、少し安定感を欠いたか。試合後のあれは、決定ということでよろし……?

FW:鈴木武蔵 5.5

70分イン。少なくとも気持ちは見せてくれました。序列を大きく下げた今、まずはその姿勢から再評価していきたいと思います。

DF:江川湧清 5.0

89分イン。クローザー投入でしたが、短い時間でファール献上。かなり冷や汗をかきました。

監督:ダニエル・ポヤトス 6.5

ラヴィとジェバリを欠いても勝てるチームに仕上げてきたこと、拍手を送るしかないでしょう。セットプレー失点が増えたのは天秤か何かでしょうか。

 

 ここからは6ポイントマッチが3試合続きます。7連勝を飾れば、上位に食い込むことも可能なはず。怪我人が増えてきていますが、今なら皆信じられるはず、両手を挙げていこう!!

【試合感想】17節/vsFC東京戦を観た感想と採点【成ってきたように思う】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 世間では梅雨に差し掛かり、J1は中間地点を折り返す試合になりました。我々ガンバ大阪は苦しみに苦しみながらも新潟戦、福岡戦と連勝を飾り、今節は同じスペイン人監督を擁するFC東京をホームパナスタに迎え入れることになりました。

 実のところ、新潟福岡F東の三連戦を勝ち点9で終えるイメージは全くできていなかったわけですが、2試合を終えた段階で勝ち点6獲得の理想ペース。ジェバリの負傷が癒えたあたりからチームとして上昇気流に乗れているように思います。

 さて、そんな試合を振り返っていきましょう。

【試合感想】

 まずはいつも通り、ガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節は紺野対策で左SBに配置された半田陸でしたが、今節は元に戻り黒川圭介がスタメン復帰。どうやらこのメンバーが当面のスターティングイレブンと思って良さそうです。

 また、ベンチには今シーズン初めて柳澤亘が入りました。こちらは山本理仁がU22代表で不在なのが大きそうです。

 試合序盤は、お互い探りから入ったように思います。無理のないパス回しと攻撃。良く言えば見定めですが、悪く言えばフワッと入ったと言えるでしょう。ただ、無理してGKから繋いでミスを起こしてしまうことは無く、少しでも拙いあれば東口は迷わず前線のジェバリに向けてロングボールを供給。これが安心できるのも、ジェバリが収まるのが大きいですね。FC東京のプレスはあまり厳しく来ないようで、かなり余裕を持ってパス回しさせてくれました。そんな中でカウンターからCKを獲得。今までのガンバ大阪というと、カウンターが途中で自動停止する謎の不具合に見舞われていたのですが、ここ最近は完遂できるシーンも増えてきましたね。

 そんなCKから佐藤瑶大が折り返してジェバリが押し込んで先制!! ジェバリは代表戦以来のパナスタゴールになりました。あの衝撃ミドルからえらいかかりましたが、ついに決めてくれましたね。

 それで勢いづいたか、ダワンのアーリークロスからジェバリがヘッドで決めて追加点!!! 2-0にした試合なんて今シーズン2度目じゃないでしょうか? 

 前半はそのまま圧倒して後半へ。

 そして後半、入りはよもやよもやのフワッとした入りで不安がよぎりによぎりましたが、後半頭から入ってきたアダイウトンの恐怖を見事にいなして60分。ネタ・ラヴィがいつも通り目の前のプレスを剥がして、右サイドにメッセージ付きのサイドチェンジ。かなり厳しいスピードで送られましたが、半田が追いついてアラーノと一緒に右サイドを爆走。ボールをアラーノに預けて自らはゴール前に向かうと、アラーノからのクロス! これに入り込んだのは山本悠樹でしたが、これは惜しくも弾かれますが、セカンドを半田が拾ってペナ内に侵入。GKヤクブ・スウォビィクの腕をすり抜けてゴールイン!! 3点目!!!! ちなみにファーサイドではジェバリがドフリーで構えていたので、もし左に弾かれても決まってましたね。

 ちなみに半田はJ1初ゴール! 大変目出度い日になりました。

 そのあと、ダワンが足を痛めて交代。石毛秀樹がクローズを請け負いました。

 そのあとは東口順昭のナイスセーブやスウォビィクの人外セーブもありスコアは動かず。

 更に佐藤も負傷交代。弦太が入りましたが、マークの受け渡し等のズレを突かれて、MF塚川考輝に1点を返されるも3-1で充分完勝でしょう! ちなみに塚川は対ガンバ戦2試合連続ゴール中です。それ以前にも決められていた気がしますが、気のせいみたいですね。

 さて、そんな試合も採点しましょうかね。きっと甘くなります。だってサポーターだもの。みつお

 

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【採点】

・いつも通り、6を基準として独断と偏見で評価します。異論や意見などはツイートのリプライ等でお願いします。

GK:東口順昭 6.5

1失点こそ許しましたが、判断は適切にできるようになったと思います。こぼさないセービングが光りますね。

DF:半田陸 6.5

高い走力を存分に生かしたJ1初ゴール! 守備強度も評価され、次の代表を虎視眈々と狙える立場に付けたと思います。

DF:福岡将太 6.0

ポヤトス監督が戦う上で、DFで最も変えられないのは貴方でしょうね。これで対人もバッチリなら海外だったかも?

DF:佐藤瑶大 6.0

CKからしっかり合わせてアシスト。レンタルバックから見事のし上がってくれました。予測が光る守備が良いですね。

DF:黒川圭介 6.0

今のサッカーが成るにつれて攻撃参加も増えてそうです。ゴールアシストも待ってます。

MF:ネタ・ラヴィ 7.0

多少囲まれた程度はあっさり剥がしてしまうターンは目に良いですね。数字に出ないMVPクラスの活躍は異次元の一言。

MF:山本悠樹 6.0

IHとしてやるべきことをそつ無くこなせる…これはとても大切ですね。開幕先発してたのも間違っていなかったんだなと。

MF:ダワン 6.5

美しいアーリーでアシスト。久々に数字が出ましたね。変えが効かない選手なので怪我は勘弁願います。

FW:ファン・アラーノ 6.0

カウンターの槍としても、切り替えの速さと走力で戦える大事な選手。数字こそ付きませんでしたが、3点目は実質アシスト。

FW:倉田秋 6.5

トイメンのDF長友を封殺するタックルは、今のガンバに必要なピース。形は違えどフタさんのように背中で語る10番になっています。

FW:イッサム・ジェバリ 7.5

文句なしのMOM。2ゴールで勝利を決めました。シン・ジェバリの凄まじさに震える試合を今後もよろしくお願いします。

監督:ダニエル・ポヤトス 6.5

開幕からは大幅に変わった面々を見事に使いこなし見事な三連勝。特に佐藤の躍進と倉田の復権は多くのサポーターを驚かせました。

 ちなみに、週末のルヴァンダービーはお互いに主力が負傷離脱、代表離脱とそれぞれ5人ほどが不在になります。ガンバはキーマン中のキーマンが不在で、代わりになる選手も累積で出場停止でした。\(^o^)/オワタ

【試合感想】16節/VSアビスパ福岡戦を観た感想と採点【久方ぶりでございますな】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 今回はJ1第16節アビスパ福岡戦の感想と採点をやっていきたいと思います。

【感想】

 前節は新潟の地で見事勝利を挙げたガンバ大阪ですが、今節相対するアビスパ福岡は新潟とは正反対と言えるチームです。バックラインは対人強度に秀でた選手を揃え、パワーのある外国人FWを抱える陣容、そして何よりも山岸裕也がいます。めちゃくちゃ怖いです。

 ところでこのブログを始めてから暫く経つのですが、ここでひとつ大きな悩みを暴露したいと思います。

 それは

 

 感想へのスムーズな導入が思いつかないことです。

 何しろ、最初から感想が始まっているのです。区切る場所が我ながらさっぱり分かりません。どうすれば良いのでしょうね。

 さて、そんなわけでガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節新潟戦からはスタメンを二人変更。ここまでリーグ戦全試合先発の黒川をベンチスタートとして、三浦弦太が復帰。また、石毛秀樹に代わってダワンがスタメンに戻ってきました。

 公式のスタメン発表で困惑した人は多かったでしょう。もちろん私も貴方と同じひとりでございます。福岡将太の左SBと思っていました。

 しかし、試合が始まってみれば福岡将太は右SBに構え、左SBには半田陸が入っていました。今シーズンでも一、二を争うほど驚いたと言っても過言ではありません。

 いえ、狙いは分かるのです。アビスパ福岡の強力な武器は右SHの紺野和也です。彼のドリブルからクロスを挙げられる展開は余りに危険っ……いずれ失点は必至っ……!

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 ポヤトス監督もきっとこんな感じだったのでしょう。だからこそ、対人守備に秀でる半田を逆サイドに当てて対応したのだと思います。

 まぁ紺野じゃなくても結局必至は必至だったんですがね。

 ええ、一進一退の17分にCKから山岸にヘッドで合わせられて見事な失点でございます。セットプレー以外から失点しなくなりましたが、入れ替わるようにセットプレーでの失点が止まらなくなりました。まぁ今までも失点してたので、これは百歩譲って良しとしましょう。

 それよりも問題なのは、ガンバ大阪は逆転勝利ができないチームです。最後の逆転勝利は2022年ではなく2021年のアウェイ大分戦。パトがハットトリックした試合です。ちなみにハットトリックもあの試合が最後です。まぁハットトリックは良いでしょう。

 先に失点したことでこりゃ拙いぞと思っていましたが、どうやら今節のガンバはひと味違うようでした。ジェバリにスルーパスが通ると、右サイドに流れてグラウンダーのクロス。中に倉田秋が飛び込んでいましたが、手前でGK永石拓海に弾かれてしまいます。しかし、こぼれ球に最速で詰めたのはファン・アラーノ! 今シーズン4ゴール目を挙げてチーム内得点王に躍り出ました。

 追いついてしまえば振り出しに戻るわけで、勢いそのままにFKからファーサイドのダワンが折り返し、三浦弦太がダイレクトに蹴りこんで逆転!!

 序列の変動で出たり出なかったりする選手にも結果が出ているのは、嬉しい限りですね。ポヤトス監督の頭を悩ませる要素は常にポジティブであればあるほど良いですから。

 後半も深まってくると、井手口やウェリントンを投入して割り切ったクロスが増えてきました。

 最後にはラヴィとルキアンが一触即発のシーンもありました。待ってくれ、貴方は累積リーチだ、次もお休みは許されんぞ。と焦りながら見ておりました。一番冷や汗をかいた時間かもしれませんね。

 まぁそんなこともありつつ、綺麗に逃げ切り!

 今シーズン初の連勝!!! 逆転勝利!!! 長かったですねぇ…。

 さて、採点のお時間です。

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【採点】

・いつも通り、6を基準として独断と偏見で採点しています。異論等はツイートのリプライでお願いします。

 

GK:東口順昭 6.0

しっかりとゴールキーピングを勤め上げ、繋ぐ時と前に蹴る時の判断が向上しているように思います。割り切って蹴る選択が功を奏しているはず。

DF:福岡将太 5.5

右SBでスタメン出場。CBの時よりも持ち上がりが増えた印象ですが、やはり攻撃では半田がリードと言った所でしょうか。それでもFWルキアン封じはお見事。

DF:三浦弦太 6.5

3試合外れたものの、序列落ちを感じさせない対人の強さが光りました。ダワンの折り返しを合わせた2点目もお見事!

DF:佐藤瑶大 7.0

序列を一気に引き上げた要因のひとつに、空中戦の強さはあるはず。後半には決定的なシュートブロックもあり、気持ちも良く見えました。

DF:半田陸 6.0

まさかの左SBでスタメン。MF紺野との対人勝負を期待されてのスタメンに概ね答えたと思います。

MF:ネタ・ラヴィ 6.5

マークは外せるが試合からは外せない男、ネタ・ラヴィ。1vs2でもかわしていける技術は流石の一言。そろぼち数字が見たいです。

MF:ダワン 6.5

FKの折り返しで素晴らしいアシストがつきました。177センチとは思えない空中戦の強さは間違いなくチームのストロングポイント。

MF:山本悠樹 5.5

ラヴィやダワンみたいな目立ちがあるわけではありませんが、復帰してからチームは好調。あとは数字を見たいですね。

FW:ファン・アラーノ 6.0

こぼれ球を詰めて今季4ゴール目、チームのスコアラーになりました。切り替えの速さが何よりも武器ですが、出張したら戻ってください。

FW:倉田秋 5.5

前線で潰れて先制ゴールを呼びました。その泥臭さは他の選手に足りない部分。背中で語るNo.10は健在ですね。90分保たないのは致し方無しか。

FW:イッサム・ジェバリ 6.5

サイドに流れ気味の動きで先制をアシスト。シン・ジェバリはそう簡単には負けないと見せてくれました。あとは代表で見せたようなゴールも…ね。

MF:石毛秀樹 5.5

66分イン。左WGに入りプレーしました。右だけでなく左でも戦える姿を見せてくれたのは好材料

MF:福田湧矢 5.5

66分イン。右サイドに入りましたが、左の方がやりやすそう。ただオプションの一環になる可能性は見られました。

DF:黒川圭介 5.5

75分イン。早めのクローズに投入。5バック気味の左WBになりましたが、やりづらそうには見えなかったです。

FW:宇佐美貴史 5.0

84分イン。クローズだと思いますが、ファーストプレイで負傷か。良い動きは見られませんでした。当面はCF控えでしょうか。

監督:ダニエル・ポヤトス 6.0

早めのクローズ交代はかなり不安を誘いましたが、ピッチは落ち着いていました。フォメ変更で流れを寄せられる監督と分かって安心しています。この調子でよろしくお願いします。

 

追伸:水曜日にはえぐい物見せられましたが、リーグ戦と天皇杯は違うと教えてください。ところで柳澤はリーグ戦帯同無いのでしょうか?

追伸2:更新遅くなってごめんね…また来週!*˙︶˙*)ノ"

【試合感想】15節/vsアルビレックス新潟戦を観た感想と採点【復活の狼煙】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 今週はルヴァンを挟んでのアウェイ新潟戦でした。前節、ルヴァン京都戦と連敗を増やし、公式戦9試合勝ち無しの状態でビッグスワンに乗り込む次第となりました。

 新潟と言うと、昇格旋風を起こしつつも下位クラブを相手に取りこぼし、復調のきっかけになっている「クリニック」になっているとサポーターの間で話題になっていましたね。しかし、ガンバの重症具合にはいかなクリニックと言えどどうすることもできまい……と思っていました。

 しかし、結果はご存じの通り。これを機に浮上していきたいところです。

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今回のサムネイル

【試合感想】

 さて、まずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 今節は宇佐美貴史が警告の累積で出場停止。また、ダワンがベンチスタートとなり、IHは石毛秀樹と山本悠樹のコンビになりました。ベンチからは江川が外れ、髙尾と弦太が帰ってきました。また、FWは武蔵が外れて山見がイン。

 新潟は自陣からボールを繋いで来る……つまるところ、志向が近くて練度は高い相手になります。マリノス戦に近い状況になる可能性を感じていましたが、それ故に前半の早い時間はチャンスになる可能性もあると思いました。

 まぁ、そんなことを長々と考える間もなく、ジェバリがDF千葉和彦からボールを奪ってマイナスのパス。走りこんだ倉田が押し込んでゴールイン!

 今シーズン最速でゴールが決まり、マリノス戦では無かった先制点を挙げることに成功しました。

 今までと違ったポイント。それは前線に構えるジェバリにボールが収まったことです。新潟のCBを務めるDF千葉とDF舞行龍ジェームズはビルドアップ能力が高い選手ですが、対人能力ではJ1だと厳しい水準なのかなと感じました。

 何はともあれジェバリにボールが収まれば、両WGを務めるアラーノと倉田も、彼を信じてプレーすることができます。個人的に倉田が良いと感じるポイントとして、守備時に高い強度で当たってくれることだけでなく、SBを使う技術の高さ、そしてジェバリがサイドに流れた際にはしっかりと絞ってボックス内に侵入してくれることです。食野にはこの動きがやや足りないかなと。

 新潟の攻撃時には4-5-1のブロックを敷いて迎撃する体制を整え、無暗に食いつかないことを徹底していました。これはガンバがやられたら嫌な守り方を実行した形になりますが、新潟にも効いたようでブロックの外で回される時間は長くとも内部で決定機を作られた回数はそう多くありませんでした。

 それでもMF高木やMF伊藤など、足元の技術に秀でた選手による攻勢を前にしてピンチを招くシーンもあり、1点では不安は拭えぬ展開が続きました。

 そう思っていた44分。またもロングボールをジェバリが納めると、アラーノが受けて再びジェバリへ。マイナスのパスを送ると、アラーノが迷わずシュートを撃ってゴール!! ジェバリ2アシスト!!

 残りの時間は押されるも、逃げ切ってハーフタイムへ。

 後半になると新潟は怒りの3枚替えを敢行。それが効いたのかは分かりませんが、CKを舞行龍ジェームズに決められて1点差に。減っていたはずの後半早々の失点で悪寒がしましたが、そのあとは三戸や小見が強烈なミドルでゴールを襲ってきましたが、ここは試合勘を戻した東口。決定機を全て封じて流れを渡さない。

 決定機を止めた後はチャンスが来るもの。56分に左サイドで倉田、石毛でボールを握り、石毛が浮かせたボールに黒川が反応。相手の対応が中途半端になったところを見逃さずシュートを撃ち切り、3点目! 今シーズン初!!

 そのあとはしっかりブロックを作り最終的には5バックにして、FWグスタボも寸での所で封じ切り勝利!

長かった!!!!!!!!!

 本当に長いトンネルでした。私の心はこれまで何度折れたことでしょうか。しかし、クラブがポヤトス監督を支える表明をしてくれたからこそ、正気で居られたと言えるでしょう。

 ポヤトス監督がやりたかったはずのポゼッションからはかけ離れていますが、理にかなった勝利でした。今週一杯この勝利を擦らない手はありません。

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昨年いっぱい見たやつ

【採点】

・いつも通り、6を基準として独断と偏見でつけています。意見や感想はツイートのリプライでお願いします。

 

GK:東口順昭 6.5

無理に繋がず、前線に送る選択が多かったのは意図的でしょう。福岡戦でどういう判断をするのかは気になります。ゴールライン上で止め直したセーブは神でした。

DF:半田陸 6.0

後半途中からは右WGでプレー。攻守で躍動し、トイメンのMF伊藤に仕事をさせませんでした。

DF:福岡将太 6.0

DF序列No.1に躍り出たことは疑いようもないでしょう。安定したビルドアップと持ち運びは安心して見ていられます。

DF:佐藤瑶大 6.5

窮地のガンバを救うのはDF序列最下位からの大逆転劇……という見事なストーリーを描いています。諦めない精神に祝杯を。

DF:黒川圭介 6.5

攻撃参加してこその、攻撃型サイドバック。倉田との相性良しで、石毛の浮き球パスに反応したゴールシーンはお見事。

MF:ネタ・ラヴィ 7.0

見事な予測から決まる華麗なインターセプトに惚れ惚れします。失点シーンはDF舞行龍に競り負けるも、他のシーンでお釣りが来るほどの活躍ぶりでした。

MF:山本悠樹 6.0

組み立て能力良し。ダワンに足りないポイントを見事に埋めてくれました。復帰までの間に自らのストロングポイントを見せる手段を見つけた模様。

MF:石毛秀樹 7.0

ハーフタイムには圧巻のヒートマップ。後半にはアシストを決める等、絶大な存在感を放ちました。次節もよろしくお願いします。

FW:ファン・アラーノ 6.5

チームとしてシンプルな動きになったからか、ここ数節気になっていた所が大きく改善されていました。そのうえで1ゴール。お見事です。

FW:倉田秋 7.5

ガンバの10番は終わらない。酷評されようとも自らの価値を示す姿勢に脱帽です。34歳、もう一花咲かせる歳でしょう。

FW:イッサム・ジェバリ 7.5

前線で起点になり、見事な2アシスト。怪我を押していたところからシン・ジェバリを見せてくれたと思います。今後が本当に楽しみ。

MF:ダワン 6.0

58分イン。2点をリードする展開で投入され、2ボランチに変更。流石の守備強度で新潟の攻勢を摘んでいきました。これからはこういう役割もありそうです。

DF:髙尾瑠 6.0

73分イン。半田を前にして右SBへ。最後は5バックの大外を守る形になるも、役割を全う。目立たないことは良いことと言えるでしょう。

FW:山本理仁 5.5

73分イン。4-2-3-1のトップ下に入り、役割を全う。86分以降はボランチに入り、勝利を手繰り寄せました。

DF:三浦弦太 5.5

86分イン。クローザー投入。5バックの真ん中に入り、新潟のラストスパートを凌ぎ切りました。少し意外な投入でしたが、この役割を任せられるのが5番の証。

FW:食野亮太郎 5.5

86分投入。こちらもクローザー。昨年のSH経験が生きたのか、守備強度を買われたと思います。まずはベンチから信頼を取り戻して行きましょう。必ずチャンスは来ます。

監督:ダニエル・ポヤトス 6.5

ボール非保持を選択したのは不本意と仰っていましたが、会見が全てとは思っていません。柔軟に対応してくれて嬉しい限りです。

 

 ガンバ反撃の狼煙になるのが、開幕時CB序列最下位の佐藤と、昨年に満了とサポーターから言われ、今年も出番が減っていた10番倉田という熱すぎる展開。このまま小説に書き起こしたい衝動に駆られますね。

 まだだ、まだ終わらんよ!

【試合感想】14節/vs横浜Fマリノス戦を観た感想と採点【前を向き続けろ】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 さて、昨今のガンバ界隈は荒れに荒れ、延焼もして焼野原になるんじゃないかと思う今日この頃です。

 まぁもう週明けてますし、ルヴァンがすぐにあるのであまり深くは語りませんが……(無駄に長くなるだけですし)

 今の段階では、得られたことは市民・サポーター・企業からの不信感と分断だけといった所……。メリットらしいメリットはありませんでした。

 この辺にしておきましょう。まずは感想から。

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今回のサムネイル

【試合感想】

 今節はマリノス戦ということで、何もかもが良くないと言えました。まず、志向する方向が近く、年期と実力で相手に分があるという事実。そしてホームマリノス戦は相性も悪いです。アウェイは良いんですがね……なぜでしょう。

 それではスタメンを見ていきましょうか。

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 ガンバは4連敗中。さすがのポヤトスも焦ったのか、後述しますが自信をもってかメンバーを変えてきました。

 GKは東口を続投。DFはここまでメンバー入りは外さなかった三浦弦太、クォン・ギョンウォンの両名がベンチ外となり、福岡将太は続投からの佐藤瑶大が公式戦初スタメンを獲得。また、IHに石毛秀樹が入り、左WGに倉田秋が初スタメン。

 ベンチには久々に江川湧清が入り、福田湧矢及び山本悠樹が復帰。メンバー発表では随分驚かされました。

 異様な雰囲気の中試合が開かれると、最初の20分くらいはハイプレスとサイドバックの裏を狙った攻撃でかなりガンバペースになりました。その間に大きなチャンスも作って、ゴールさえ生まれれば……と思っていましたが、最後のラインは突破できず。そうこうしているうちに試合はマリノスペースへ。

 耐えればと思っていた37分。DF永戸が蹴ったCKをFW西村にドンピシャヘッドで合わせられて失点。半田陸が付いていましたが、上を取られていました。キック精度、点で合わせる入り方、シュートコース共に非の打ち所がない失点で、どうしようもなかったと言えます。その後は反撃もうまくいかず、後半へ。

 正直後半は攻め込まれた時間が長く、交代も功を奏することは無く。

 56分にジェバリのクロスがエドゥアルドの腕に当たるも、ノーハンドとなり、これが見事に物議を醸しています。

 福岡へのイエローも厳しく、今シーズン彼に出た2枚のイエローカードはかなり不満のあるものです。

 しかし、59分に倉田がDF松原からボールを奪ったところで、奪い返そうとした松原のホールディングが顔に入り、2枚目のイエローカード。退場を誘発しました。これにより黒川のサイドがかなり空いて攻め手を増す時間も作れたのですが、最後は飯倉の壁を越えられず。

 79分にはFWアンデルソン・ロペスのカウンターを阻止した宇佐美貴史イエローカード。そのファールで与えたFKを永戸に直接決められ2失点目。全盛期の中村俊輔かと思うような軌道で、間違いなく今月のベストゴール候補です。

 ところで後から見ると、驚くほどポイントをずらされていました……5メートルくらいかな。VARはバタバタしていて気づけなかったらしく、審判かガンバの選手が気づいてポイントを後ろに押やらないといけない所でした。

 それで言うと、ずらされた後のFKポイントのボールを正しい位置に蹴ったら反スポでイエロー出るんですかね……? もしくは進言したら異議でイエローとか。無いとは言えない……とすると、正しいポイントを伝えるのも難しい気がします。やはり審判か……。ちなみにガンバは目出度く今シーズン8回目のジャッジリプレイ進出を果たしました。単独首位でございます。順位は最下位でございます。ドビーがいくら自由な妖精とはいえ、勝ちと分けを足した数よりもジャッジリプレイの方が多いのは納得がいきません。

 まぁ失点は失点。そのまま敗戦となり、25年ぶりの5連敗となりました。

 というか、5連敗ってJの歴史を振り返るとままあることなんですが、25年ぶりとは意外です。てっきり私がサポになってから2,3回あって忘れてても不思議ではなかったのですが、公式戦はあってもリーグ戦はなかったのですね。

 さて、それでは採点の方に行きましょう。

いのち

いのち

  • AZKi
  • J-Pop
  • ¥255

【採点】

・いつも通り、6を基準として独断と偏見でつけています。異論や感想はツイートのリプライでお願いします。

 

GK:東口順昭 6.0

2失点はいずれもベストゴール級でノーチャンス。終盤には久々に神通力を取り戻したようなセーブを見せてくれました。

DF:半田陸 5.5

失点のマークはしっかりついていましたが、FW西村に上回られていました。ここを抑えた日には代表デビューも近いはず。

DF:福岡将太 6.0

適切なカバーリングと持ち上がり、ビルドアップは確か。今や一番手CBと言えるでしょう。どうかお見捨てなくお願いします。

DF:佐藤瑶大 6.0

一番のサプライズ枠と言えましたが、素晴らしいプレーでした。アンロペを相手に一歩も引かぬ守備と、サイドに運ぶ持ち上がり。次も見たいと本気で思います。

DF:黒川圭介 5.0

久々にらしい攻撃を見せてくれましたが、守備の所では不安も。とはいえ前節に比べれば改善されていますので、夏場に向けてお願いします。選手がいません。

MF:ネタ・ラヴィ 6.0

相変わらずスペシャリティの塊。アシスト未遂もあるなど、徐々に前を向けている印象です。そろそろアシストを期待しても良い頃でしょうか。

MF:ダワン 6.0

フル出場ながら、しっかり動いてくれていました。2ボランチの時間も良さを出していました。しかしながら、ドンピシャヘッドは飯倉正面。決まっていれば7.0でした。

MF:石毛秀樹 5.5

チームへの適正が宇佐美貴史よりも上なのは確かでしょうが、スペシャリティでは劣ります。両立できるのが一番なはずですが……。

FW:ファン・アラーノ 5.0

縦横無尽に動くのは良いですが、出張ったら戻ってください。あとパス精度は丁寧にお願いします。畠中のタックル後も走れたのは◎

FW:倉田秋 6.5

プレスと運動量、球際で戦える闘志。ポヤトス監督が重視しないポイントを武器にするバンディエラが、この日は起用され躍動しました。オプションとして〇です。

FW:イッサム・ジェバリ 5.5

中央を守るエドゥアルドの守備は硬く、決定機を幾度となく封じられました。そこをぶち破る突破力と決定力を求めているので、お願いします。

MF:福田湧矢 5.5

74分イン。戻って来れて本当に良かったです。まだ試合勘は戻っていませんが、新潟戦では躍動してくれると信じています。

FW:宇佐美貴史 5.5

74分イン。久々に可能性を感じるミドルを見せてくれました。フィット感は相変わらずイマイチですが、積極的にミドルを撃ってほしいと願います。

MF:山本悠樹 5.0

82分イン。こちらも復帰戦。試合勘とチーム状況の変化で戸惑いがあったかもしれませんが、再フィットできるはず。

FW:鈴木武蔵 5.5

82分イン。入れば決定機を生み出すところまでは来ています。後はそれを枠内にぶちこんでゴールネットを揺らすだけ。確実に近づいています。

監督:ダニエル・ポヤトス 5.5

マリノスのウィークポイントを突く編成と、佐藤瑶大の躍動が最大の収穫ポイント。頑固親父と聞いていましたが、スタイルを変えるくらいの柔軟性があって安心しました。ところでラバインシステム3-1-4-2を見てみたいのですが、ありませんか?

 最後に、クラブはポヤトス監督を支持し続投することを発表しました。私はその動きを支持します。サポーターはクラブに付いていく存在であり、その歩みを後押しすることが使命です。

 ガンバサポーターよ、前を向け! 目線を下に向けてもそこに他クラブの名は無い!

私たちがするべきことは、選手を後押ししクラブが進む道を信じることである!

 現地で声を枯らす者、自宅でDAZNを開く者、学校や仕事でリアタイできたいが信じる者、皆平等だ! 

 その結果にあるものが栄光かJ2の茨かはまだ見えぬ、しかし茨の道があろうとも、クラブは挑戦をすると言ったのだ! 決意に付いていかずして、何がサポーターか!

 顔を上げよ、次の試合はすぐ傍だ!!