【試合感想】16節/VSアビスパ福岡戦を観た感想と採点【久方ぶりでございますな】
おはようございます⚡
ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。
今回はJ1第16節アビスパ福岡戦の感想と採点をやっていきたいと思います。
【感想】
前節は新潟の地で見事勝利を挙げたガンバ大阪ですが、今節相対するアビスパ福岡は新潟とは正反対と言えるチームです。バックラインは対人強度に秀でた選手を揃え、パワーのある外国人FWを抱える陣容、そして何よりも山岸裕也がいます。めちゃくちゃ怖いです。
ところでこのブログを始めてから暫く経つのですが、ここでひとつ大きな悩みを暴露したいと思います。
それは
感想へのスムーズな導入が思いつかないことです。
何しろ、最初から感想が始まっているのです。区切る場所が我ながらさっぱり分かりません。どうすれば良いのでしょうね。
さて、そんなわけでガンバのスタメンをおさらいしましょう。
前節新潟戦からはスタメンを二人変更。ここまでリーグ戦全試合先発の黒川をベンチスタートとして、三浦弦太が復帰。また、石毛秀樹に代わってダワンがスタメンに戻ってきました。
公式のスタメン発表で困惑した人は多かったでしょう。もちろん私も貴方と同じひとりでございます。福岡将太の左SBと思っていました。
しかし、試合が始まってみれば福岡将太は右SBに構え、左SBには半田陸が入っていました。今シーズンでも一、二を争うほど驚いたと言っても過言ではありません。
いえ、狙いは分かるのです。アビスパ福岡の強力な武器は右SHの紺野和也です。彼のドリブルからクロスを挙げられる展開は余りに危険っ……いずれ失点は必至っ……!
ポヤトス監督もきっとこんな感じだったのでしょう。だからこそ、対人守備に秀でる半田を逆サイドに当てて対応したのだと思います。
まぁ紺野じゃなくても結局必至は必至だったんですがね。
ええ、一進一退の17分にCKから山岸にヘッドで合わせられて見事な失点でございます。セットプレー以外から失点しなくなりましたが、入れ替わるようにセットプレーでの失点が止まらなくなりました。まぁ今までも失点してたので、これは百歩譲って良しとしましょう。
それよりも問題なのは、ガンバ大阪は逆転勝利ができないチームです。最後の逆転勝利は2022年ではなく2021年のアウェイ大分戦。パトがハットトリックした試合です。ちなみにハットトリックもあの試合が最後です。まぁハットトリックは良いでしょう。
先に失点したことでこりゃ拙いぞと思っていましたが、どうやら今節のガンバはひと味違うようでした。ジェバリにスルーパスが通ると、右サイドに流れてグラウンダーのクロス。中に倉田秋が飛び込んでいましたが、手前でGK永石拓海に弾かれてしまいます。しかし、こぼれ球に最速で詰めたのはファン・アラーノ! 今シーズン4ゴール目を挙げてチーム内得点王に躍り出ました。
追いついてしまえば振り出しに戻るわけで、勢いそのままにFKからファーサイドのダワンが折り返し、三浦弦太がダイレクトに蹴りこんで逆転!!
序列の変動で出たり出なかったりする選手にも結果が出ているのは、嬉しい限りですね。ポヤトス監督の頭を悩ませる要素は常にポジティブであればあるほど良いですから。
後半も深まってくると、井手口やウェリントンを投入して割り切ったクロスが増えてきました。
最後にはラヴィとルキアンが一触即発のシーンもありました。待ってくれ、貴方は累積リーチだ、次もお休みは許されんぞ。と焦りながら見ておりました。一番冷や汗をかいた時間かもしれませんね。
まぁそんなこともありつつ、綺麗に逃げ切り!
今シーズン初の連勝!!! 逆転勝利!!! 長かったですねぇ…。
さて、採点のお時間です。
【採点】
・いつも通り、6を基準として独断と偏見で採点しています。異論等はツイートのリプライでお願いします。
GK:東口順昭 6.0
しっかりとゴールキーピングを勤め上げ、繋ぐ時と前に蹴る時の判断が向上しているように思います。割り切って蹴る選択が功を奏しているはず。
DF:福岡将太 5.5
右SBでスタメン出場。CBの時よりも持ち上がりが増えた印象ですが、やはり攻撃では半田がリードと言った所でしょうか。それでもFWルキアン封じはお見事。
DF:三浦弦太 6.5
3試合外れたものの、序列落ちを感じさせない対人の強さが光りました。ダワンの折り返しを合わせた2点目もお見事!
DF:佐藤瑶大 7.0
序列を一気に引き上げた要因のひとつに、空中戦の強さはあるはず。後半には決定的なシュートブロックもあり、気持ちも良く見えました。
DF:半田陸 6.0
まさかの左SBでスタメン。MF紺野との対人勝負を期待されてのスタメンに概ね答えたと思います。
MF:ネタ・ラヴィ 6.5
マークは外せるが試合からは外せない男、ネタ・ラヴィ。1vs2でもかわしていける技術は流石の一言。そろぼち数字が見たいです。
MF:ダワン 6.5
FKの折り返しで素晴らしいアシストがつきました。177センチとは思えない空中戦の強さは間違いなくチームのストロングポイント。
MF:山本悠樹 5.5
ラヴィやダワンみたいな目立ちがあるわけではありませんが、復帰してからチームは好調。あとは数字を見たいですね。
FW:ファン・アラーノ 6.0
こぼれ球を詰めて今季4ゴール目、チームのスコアラーになりました。切り替えの速さが何よりも武器ですが、出張したら戻ってください。
FW:倉田秋 5.5
前線で潰れて先制ゴールを呼びました。その泥臭さは他の選手に足りない部分。背中で語るNo.10は健在ですね。90分保たないのは致し方無しか。
FW:イッサム・ジェバリ 6.5
サイドに流れ気味の動きで先制をアシスト。シン・ジェバリはそう簡単には負けないと見せてくれました。あとは代表で見せたようなゴールも…ね。
MF:石毛秀樹 5.5
66分イン。左WGに入りプレーしました。右だけでなく左でも戦える姿を見せてくれたのは好材料。
MF:福田湧矢 5.5
66分イン。右サイドに入りましたが、左の方がやりやすそう。ただオプションの一環になる可能性は見られました。
DF:黒川圭介 5.5
75分イン。早めのクローズに投入。5バック気味の左WBになりましたが、やりづらそうには見えなかったです。
FW:宇佐美貴史 5.0
84分イン。クローズだと思いますが、ファーストプレイで負傷か。良い動きは見られませんでした。当面はCF控えでしょうか。
監督:ダニエル・ポヤトス 6.0
早めのクローズ交代はかなり不安を誘いましたが、ピッチは落ち着いていました。フォメ変更で流れを寄せられる監督と分かって安心しています。この調子でよろしくお願いします。
追伸:水曜日にはえぐい物見せられましたが、リーグ戦と天皇杯は違うと教えてください。ところで柳澤はリーグ戦帯同無いのでしょうか?
追伸2:更新遅くなってごめんね…また来週!*˙︶˙*)ノ"