青黒水龍のガンバ備忘録

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【試合感想】18節/vs鹿島アントラーズ戦の感想と採点【雪辱を晴らす日】

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 今回はホーム鹿島戦の感想と採点をやっていきます。いつも感想に入るタイミングで迷っているので、今回はヌルっと入ろうと思います。

【感想】

 さて、語りたいことはたくさんありますが、一先ずはガンバのスタメンをおさらいしましょう。

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 前節からはイッサム・ジェバリが出場停止、ネタ・ラヴィはイスラエル代表招集の疲れがあるのでしょう。今節はベンチ外になりました。それぞれのスペシャルワンの代役を拝命したのは、山本悠樹、そして怪我から復帰した宇佐美貴史。また、負傷の佐藤瑶大のポジションには三浦弦太が入りました。そして山本悠樹がアンカーに下がったことで空いたIHには石毛秀樹が入り、いつも通りの4-3-3を形成。

 鹿島アントラーズといえば、ここ数年に限らず幾度となく煮え湯を飲まされ雪辱に塗れた記憶がありありと思い浮かびます。直近では、ポゼッションの穴を狙われて4失点大敗……そもそも442でしっかりブロックを作ってくる相手にポゼッションは相性が良くないと考えています。

 ただ、鹿島アントラーズも超主力のディエゴ・ピトゥカが累積で出場停止のチャンス。

 試合に入ってまず驚いたのは、ボールを持って試合を支配している!! アンカーの山本悠樹からボールが散らされ、右サイドを中心に前進している! 球際も負けてない!! 相手は鹿島アントラーズぞ!? これは夢か幻か?

 刮目したままの15分。右サイドに引きつけたところで山本悠樹から黒川圭介。連動して倉田は囮の動き。黒川が中に切り込むと、石毛秀樹にパス。ワンタッチで美しいヒールパスが黒川の足元にピタリ――ダイレクトで振りぬいた右足から放たれたグラウンダーのシュートは見事に右隅に突き刺さって先制!!!!

 美しい、素晴らしいゴールでした。SBが得点を取るお手本のような形で、これだけでパナスタに足を運ぶ価値が、DAZNを契約する価値があると言えるでしょう。シーズン序盤はほとんど見られなかった姿でしたが、30分にも同じような形から石毛の反転シュート! はポストをぶっ叩きました。パナスタのポストはよう弾きよる。

 しかし34分、黒川のクロスからダワンがヘッド! GK早川に止められたかと思いましたが、こぼしてゴールイン!! これも右で引きつけて左の形ですね。再現性の高いゴールが生まれたこともあり、前半は終始試合を支配していました。鹿島にここまで何もさせなかった記憶はどこにも無いですね。

 しかし後半の立ち上がり、セットプレーから最大警戒対象のFW鈴木優磨に決められ……と思いましたが、オフサイドで助かりました。勢いよく交代カードを切って戦況を変えようとする鹿島に対して、冷静に対応していたと思います。しかし、ガンバの完成度はまだまだだと言える終盤。押し込まれてセットプレーからDF植田直通に決められ1点差。最後は何とか逃げ切り、4連勝! 4連勝ですよあなた! いつ以来でしょうかね。

 特に鹿島に勝てたというのが嬉しい。これは多くのガンバサポが同意するところだと思います。

 そんな素晴らしい勝利でも、採点というものは常にございます。仏の気分ではありますが、やっていきましょう。

 

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  • 今までの苦しみを乗り越えて、上位に向かって羽ばたくチームの序曲にぴったりです。

【採点】

・いつも通り、6を基準として採点していきます。意見や異論はツイートのリプライでお願いします。

 ところで、サカダイさんもそうなのですが、6を基準と書いてはいますが実質5.5が及第点になってますよね。自分でやってて気になってます(笑)

 

GK:東口順昭 6.0

失点シーンはノーチャンス。それ以外に危険なシーンは少なかったが、ビルドアップの精度が上がっているように思います。

DF:半田陸 6.5

右サイドを封殺しつつ、自らはアラーノと組んで頻繁に攻撃参加。起点として大いに活躍しました。

DF:三浦弦太 6.0

鹿島FWに仕事をさせない鉄壁ぶりに惚れ惚れします。強烈な持ち上がりや目を見張るような縦パスは中々見られませんが、対人守備は一級品。

DF:福岡将太 7.0

鈴木優磨を相手に一歩も引かぬ守備、素早いカバーリング、鋭い持ち上がり、正確なビルドアップ、どれを見ても素晴らしいです。今や外せない存在。

DF:黒川圭介 7.5

1G1A、どちらもビューティフル! 特にゴールシーンは教科書のようでした。攻撃SBの本領発揮!

MF:山本悠樹 7.5

ラヴィ不在を感じさせない堂々たるアンカーぶり。鈴木優磨をさらりと躱したシーンは会場を盛り上げました。

MF:ダワン 6.5

得点力があり、空中戦に強く、走力があり、守備が上手い。なんて都合の良い選手なのでしょうか。数少ない弱点はサイドに張ったときの展開力でしょうか。

MF:石毛秀樹 6.5

ヒールでのアシストは芸術的。守備的なダワンとの相性も良し。テクニカルながら走りを厭わない姿勢が素晴らしいです。

FW:ファン・アラーノ 6.0

何でもできるWGとして攻守に躍動。左サイドに出張して数的優位を作る動きは、アラーノの走力だからこそ為せる業。

FW:倉田秋 6.0

先制点シーンでは囮の動きでスペースを作りましたが、無念の前半負傷交代。軽傷であれば良いのですが。

FW:宇佐美貴史 5.5

目立ちはしませんでしたが、ロングフィードをワンタッチでアラーノに浮き球パスをピタリと通したシーンは流石の一言。関川と競らない選択が功を奏し続けました。

FW:食野亮太郎 5.5

28分イン。地味ながら、献身的なプレーでした。二度あったゴールチャンスはどちらか決めたかった。1点出れば変わりそうなのですが。

MF:山本理仁 5.0

70分イン。あわや退場かというシーンもあり、少し安定感を欠いたか。試合後のあれは、決定ということでよろし……?

FW:鈴木武蔵 5.5

70分イン。少なくとも気持ちは見せてくれました。序列を大きく下げた今、まずはその姿勢から再評価していきたいと思います。

DF:江川湧清 5.0

89分イン。クローザー投入でしたが、短い時間でファール献上。かなり冷や汗をかきました。

監督:ダニエル・ポヤトス 6.5

ラヴィとジェバリを欠いても勝てるチームに仕上げてきたこと、拍手を送るしかないでしょう。セットプレー失点が増えたのは天秤か何かでしょうか。

 

 ここからは6ポイントマッチが3試合続きます。7連勝を飾れば、上位に食い込むことも可能なはず。怪我人が増えてきていますが、今なら皆信じられるはず、両手を挙げていこう!!