青黒水龍のガンバ備忘録

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【試合感想】第9節vs横浜FC ~ポストに感謝が足りないの巻~

 おはようございます⚡

 ガンバサポーターでストリーマーの青黒水龍です。

 さて、今節は裏天王山。最下位の横浜FCをホームに迎えての一戦となりました。ガンバもまだ1勝ということで、ここで負ければ最下位転落もあるだけに監督の首がかかるかもしれない緊張感がありました。

 それでは試合感想にIKZ

【試合感想】

 さて、まずは先発メンバーから見ていきましょう。

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 前節からはクォン・ギョンウォンが出場停止のため福岡将太、石毛秀樹が腹痛のため宇佐美貴史がスタメンに名を連ね、それ以外は同じスタメンを構えました。

 ベンチには山見、倉田が入るなどルヴァンを見た編成となっています。京都戦、東京戦で低調だった宇佐美に不安視する声も少なくはなかったですね。

 試合としては、序盤からガンバが優勢に進める展開となりました。

 中盤の宇佐美、ダワン、ラヴィが相手を剝がしながらボールを前進させて、サイドを中心にチャンスを作り上げていきます。

 13分、左に展開してファン・アラーノがドリブル突破。マイナス気味のクロスを送ると、ジェバリがスルー。入り込んできた宇佐美がワンタッチでゴールに流し込みました。

これだよこれ!!美しい‼

 貴史をフリーにしたらまぁそうですわな。と言うべき得点で、そのあともガンバペース。しかし、決め切れない中で時間だけが経過していき、徐々に緊張感が緩んでいました。

 FW小川のミドルがポストに当たると、本格的に怪しい展開へ。

 私も配信で言及しましたが、徐々に流れが悪くなっているので危ないと思っていた42分、中盤で宇佐美が軽くかわされたところからCKを与え……。

 この時点でだいぶ嫌な予感はしてましたが、一番危険なFW小川、DFンドカはそれぞれしっかり付いていたので大丈夫だろうと思っていました。ええ、思っていました。

 しかし、ここでまさかのダワンが競り負け。ンドカ・ボニフェイスにJ1初ゴールを献上し、試合は振り出しへ。

 そのあとは怪しい時間を何とか凌いで後半へ。

 後半は押し込んで押し込んで押しまくれと信じていましたが、怪しい時間は継続。繋ぎが怪しくなり、私は弱気に「ジェバリに放り込んで良い」を連呼するBOTに成り果てていました。

 逆転されるのも時間の問題かと思っていましたが、最後はガンバのターン。

 80分から。それは起きてしまった。

 宇佐美のシュートがDFにブロックされてクロスバーに阻まれると

 宇佐美のシュートが惜しくもクロスバーに飛ばされ、

 宇佐美のシュートがまたしてもポストに跳ね返されると、

 山見のシュートは無情にも左ポストに守り切られました。

 

 待て待て待て待て、クロスバーさん主人公かな?????

 他会場では物議を醸す判定で大荒れの試合が複数ありましたが、ガンバサポーターと横浜FCサポーターは審判の事など忘れて、荒ぶるポスト神に情緒を振り回されておりました。

 

【採点】

・いつも通り、6を基準として高い方を良しとします。

・独断と偏見です。異論はコメントや配信でお願いします。

 

GK:谷晃生 6.0

失点は責められません。前半はポストに当たったシュートの跳ね返りが側頭部にヒットし、心配しました。大丈夫なら良しです。

DF:半田陸 5.5

トイメンのFW山下に手を焼くシーンが見られました。果敢な攻撃参加は可能性を感じましたし、精度も上がりつつあるようです。期待してます。

DF:三浦弦太 6.5

やはり外せない選手の一角。怪我だけはあきまへんで。というか他のCBは彼を目指して奮起してほしいです。

DF:福岡将太 6.0 上記の弦太に足りないビルドアップを補える適解と言える選手ですね。ただ、やはり強度が不安。FWサウロに競り勝ったところはお見事。

DF:黒川圭介 6.0

得点シーンはアラーノとのスイッチが効きました。それ以外にも中に入ったり、できることが増えている気がします。守備強度が付けば代表もありそう。

MF:ネタ・ラヴィ 6.0

目立つ時間は多くありませんでしたが、正確なボール運びとパスがいぶし銀に輝きます。輝きすぎないくらいがチームとしては良いはず、と信じて見ています。

MF:ダワン 5.5

ンドカに競り負け、自らの決定機を決め切れない……この試合はやや低調でしたが、それでも随所では能力の高さを見せてくれました。フル出場は贅沢なのか……。

FW:宇佐美貴史 6.5

ゴールはらしさとNo7の両取りといった形。賛否両論ありますが、アラーノがチームの形を作れる選手になった今、ブレイカーの役割は貴史にあります。

FW:杉山直宏 5.5

攻撃参加、質の高いスイッチとJ1の水にはもう慣れましたね。J1初ゴールはオフサイドで取り消し。まだ機会は必ずあります。

FW:ファン・アラーノ 6.5

戦術にコミットした動きとフリーランのバランスが良く、走力もあると文句はほぼありません。ただ空けた所はラヴィ任せで放置せずに戻ってください。

FW:イッサム・ジェバリ 6.0

シュートチャンスは来なくとも、芸術スルーでゴールを演出。フル出場であるという事実が実力を証明しています。

FW:山見大登 6.5

この日は良く輝いていました。左を切り裂いて突破、決定機演出を数回と逆転のピースになるはずでしたが、悲しいかな、怒れる守護神ポストの前に散りました。

DF:高尾瑠 6.0

半田にポジションを譲る日が続くも、良い選手であることを証明するプレーぶり。どうにかこの二人を共存させたいですが、3バックしか思いつきません。

MF:山本理仁 5.5

ポスト祭りの真っただ中でイン。残念ながらポスト様の印象が強すぎて……。

 

監督:ダニエル・ポヤトス 5.5

勝利が命題の試合でFWを残して交代枠2を余らせた采配は、サポーターなら理解できてしまいます。悲しいことに。石毛秀樹が居れば……という試合にもなりましたが、ラストピースなら中村仁郎を見たかったです。

 

特別採点:ホーム側ゴール 4.0

前半は見事なセーブを見せるも、感謝が足りなかったのか後半にまさかの謀反。いくら感謝が足りないにしても、4セーブは怒りすぎでは……。ごめんって。

 

 さて、宇佐美貴史の起用に際して議論が起きてますね。ここは配信もしているサポーターとして意見を明確にしておきます。

 結論から言えば、私は宇佐美貴史は先発で起用するべきと考えています。

 理由は単純明快で、貴史より点を取る選手がいないから。

 個人的には、貴史の1トップや442の2トップ、4213のトップ下で見たいとも思いますが、ポヤトス監督がスペシャルワンを置きたがっているのは明白。昨年の徳島はMF西谷和希をスペシャルワンとして起用していましたが、彼はスペシャルワンと言うには戦術にコミットし過ぎていました。今で言えばアラーノに近いですね。守備強度と引き換えに、テクニカルにボールを裁けるMF児玉駿斗とMF西谷和希の両方を貴史は一人でこなせます。

 ただ、MF西谷やMF児玉にできたことが貴史にはできないように思います。いえ、言い直しましょう。できます。できますが、させるとスペシャルワンとしての存在感に鈍ります。ポヤトス監督は、スペシャルワンであることを望んでいるように見えます。

 そこから導き出される最適解は、左WG宇佐美IH石毛となります。しかし、今度はベンチに人が足りません。アラーノを右に回すことはできますが、先発を変えづらい弱点が生まれます。ここをローテでどうにかすることもできると思いますが……ポヤトス監督はIHの位置からスペシャルワンであることを望んでいるようですね。ひとつには、ダワンとネタ・ラヴィが非常に能力の高い選手であることも理由として考えられます。彼らならカバーが効くので。その点で、山本理仁や山本悠樹に不満が出るのも致し方ないかな……と。

 ただ、私は戦術家でなければ批評家でもありません。監督の資格も審判の資格も持たない、しがないサポーター配信者です。あくまで妄想ベースに語っていますので、異論は受け付けていますが罵倒は受け付けていません。

 それではまたね(*'▽')ノシ